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□いま「おたく」がなぜかモテモテ=米シカゴ [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1290373/detail
いま「おたく」がなぜかモテモテ=米シカゴ
"ORCH DORKS"(オーケストラおたく)のTシャツ制作
【ライブドア・ニュース 07月19日】− AP通信によると、米国イリノイ州シカゴで、いま「おたく」が大人気だ。ティーンに人気のテレビ番組「The O.C.」にはマンガおたくの人物が登場し、やほったい眼鏡をかけたおたく風のルックスで歌うバンド「ウイーザー」も人気だ。町中には「Dork Pride!」(おたくバンザイ!)などと書かれたTシャツを来て歩く若者の姿もある。ここではおたくが「頭が良くて感性が鋭く、ちょっぴり反社会的」というポジティブなイメージで捉えられているのだ。
シカゴ郊外のレイク・チューリッヒの高校生シュテフィ・ワイスさんは、学校のオーケストラでバイオリンを演奏する15才。彼女はこの春、友人とともに、前面に大きく「ORCH DORKS」(オーケストラおたく)という文字をつけたTシャツを誇らしげに着こなして、学校に通っている。「私たちは、私たちが打ち込める、一番楽しめるものを見つけたの。それをおたくと呼ぶならそれでいいわ」と語った。
「パソコンおたく」だった経歴を生かしてオンライン広告会社を設立したフィリップ・カプランさん(29)は、「高校時代、僕はパーティーに行ったことがなかったし、友達も少なかった。今、昔の同級生が、僕に仕事がないか聞いてくるんだ。おたくだったことも、今では悪くないと思えるよ」と、この現象を愉快がる。
若者のトレンドを分析する人々も、変化に気づいているようだ。広告・調査会社ユーロRSCGのトレンド調査員であるシュイラー・ブラウンさんは、「おたくタイプの生徒は、昔はよくいじめの対象になっていたものだ。しかし、今はおたく自身がそうした生き方に誇りを持っている」と見ている。自身をおたくと言ってはばからないマーケティング・マネージャーのマイケル・リーさんは、「しょせんは流行だからね」と、ふたたびおたくが嘲笑の対象になることを恐れてもいるが、今のところはバイクに「Talk Nerdy To Me」(おたくな話をしよう)と書かれたステッカーを貼り、図書館司書風の女の子と、本屋やアートギャラリーをめぐるデートをするという夢を追っている。