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□筋書き決まってた!? 貴乃花、腫れモノ処分 [夕刊フジ]
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筋書き決まってた!? 貴乃花、腫れモノ処分
2005年7月19日(火) 17時1分 夕刊フジ
これって、ひょっとすると出来レース? 父親の二子山親方(元大関貴ノ花、享年55)が亡くなって四十九日忌に当たる18日、遺産などをめぐって激しく兄の花田勝さん(34、元横綱若乃花)批判を繰り広げてきた二男の貴乃花親方(32)が、「(一連のテレビ生出演の中で)誤解を招く発言があった」として、相撲協会からついに“厳重注意”の処分を受けた。
とはいえ、処分対象は騒動の核心の若貴確執ではなく、リップサービスのつもりで口走った力士の年俸制導入や、切符の販売法などの協会改革、平成7年九州場所の若貴決戦についての八百長疑惑を招くような発言だ。
「実際に誤解を生じさせているんだから、もはや言葉足らずでは済まされない。自分の発言にはキチンと責任を持ってもらわないと」と、自ら処分を言い渡した北の湖理事長は話すが、処分決定に至る道筋や内容もまた、実にあいまい模糊。
そもそも、この日の貴乃花親方に対する事情聴取と処分は、前日の理事会で決まったもので、午後1時半、16人の理事、監事、役員待遇の親方たちが待つ役員室に貴乃花親方を呼び、事情聴取した時間はたった15分。
こんな短時間に、果たしてどんな聴取ができたのか。さらに、聴取した形態もまた、正式な理事会でなく、言ってみれば幹部集会。「処分を決めたときはちゃんと議事録も取っており、理事会だったけど、貴乃花を呼んでの事情聴取や処分を伝えたときは、そうではなかった」と、北の湖理事長も認めている。
協会の賞罰規定によれば、理事会の処分は解雇、降格、減給、けん責の4つ。理事会でなかったため、規定にない厳重注意という実害のないものになったのだ。どうして協会はこんな小細工を弄したのか。
「貴乃花は名誉ある一代年寄。なんだかんだ言っても、将来の幹部候補生で、簡単に傷はつけられません。しかし、今度の騒ぎで親方たちの貴乃花に対する非難の声は強く、無視はできない。このため、協会首脳がヒネリ出した苦肉の策がこの厳重注意処分。これなら両方の対面も保てる。この処分会議、すでに場所前に開催する日時や筋書きが決まっていたというウワサもある。それが決まったのは、貴乃花が急に口を閉ざしだしたときだそうです」と、協会関係者はもらしている。
貴乃花親方は相変わらず無言。帰り際、出口にいた友綱親方(元関脇魁輝)が素通りしようとする貴乃花親方を、「先輩にあいさつもできないのか」と、厳しい顔で呼び止めた。年長者としての厳重注意だ。が、貴乃花親方はちょっと振り向いただけで横をプイ。若貴確執騒動、まだまだ幕を下ろしそうもない。
[ 7月19日 17時1分 更新 ]