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(回答先: 07/14 17:32 医療機関の倒産、過去最悪 04年度、選択意識強まり 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 7 月 16 日 20:13:26)
特別企画:医療機関の倒産動向調査
医療機関の倒産、
過去最悪に迫る水準で推移
〜診療所の倒産が増加傾向に〜
はじめに
厚生労働省によれば、国民医療費は99年度に初めて30兆円を突破、2000年度には前年度比1.9%減少の約30兆3583億円で、1954年度の調査開始以来初めての対前年度マイナスとなった。しかし、高齢化社会の進展にともない、2025年には国民医療費が約70兆円にまで増大(厚生労働省推計)することが見込まれている。
このため、医療費を抑制し医療保険財政の悪化に歯止めをかけることを目的として、患者窓口負担の引き上げや老人の医療費負担増、診療報酬の引き下げなどの諸施策が決められてきた。こうした制度改革に伴い、医療機関の競争や取り巻く環境は厳しさを増しており、今後倒産が増加していくことが予想される。
そこで、医療機関の倒産動向について施設別(病院、診療所、歯科医院)、倒産主因別、倒産態様別などで分析を行った。調査対象期間は、1990年〜2002年7月。
*病院=病床数20以上、診療所=病床数20未満
調査結果
調査結果によると、1990年〜2002年7月の期間中、医療機関の倒産は428件発生、年別の推移をみると、92年の44件が最多で、続いて2000年の43件、94年の42件となった。今年に入ってからは、1月から7月までで25件の倒産が発生、1ヵ月平均3.57件となっており、年間ベースに換算すると43件と過去最悪に迫る水準で推移している。
施設別にみると、99年以降、「診療所」の倒産が増加、2001年には17件(構成比50.0%)と過去最悪を記録、2002年も既に14件(同56.0%)の倒産が発生していることが判明、小規模な医療機関の生き残りが厳しさを増している姿が浮き彫りになった。
主因別にみると、「販売不振」が占める割合は、93年までは1割に過ぎなかったが、94から増加、99〜2001年の3年間では2割に、2002年においては、3割弱を占めており、制度改革などによる医療機関を取り巻く環境の変化に伴い、本業の不振から経営難に陥っている姿が浮き彫りとなっている。
倒産態様別にみると、2000年4月より施行された「民事再生法」による倒産が、2000年=6件(構成比14.0%)、2001年=7件(同20.6%)、2002年=6件(同24.0%)となっており民事再生により倒産する医療機関の占める割合が増加している。
http://www.tdb.co.jp/watching/press/p020803.html
実は内も赤字で、人件費に手をつけてます。合理化は役人に率先してやって欲しいです。