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(回答先: 貴乃花親方に厳重注意、協会運営などへの発言で [読売新聞] 投稿者 white 日時 2005 年 7 月 18 日 17:51:45)
□<日本相撲協会>貴乃花親方に厳重注意 [毎日新聞]
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050718&a=20050718-00000038-mai-spo
<日本相撲協会>貴乃花親方に厳重注意
2005年7月18日(月) 20時43分 毎日新聞
日本相撲協会は18日、名古屋市内で臨時理事会を開き、マスコミを通じて協会批判とも取られかねない発言があったとして、貴乃花親方(32)に口頭で厳重注意した。理事会で事情聴取を受けた貴乃花親方は「騒がせて申し訳ない。頑張って弟子を育てたい」と陳謝した。
貴乃花親方は名古屋場所前の7月上旬、一部スポーツ紙の記事で「給与は年俸制にすべきだ」「協会が小中高校を作ればいい」などと発言。これが「協会の方針を否定している」と受け止められた。また、テレビ出演で95年九州場所で兄の元横綱・若乃花(花田勝氏)に敗れた優勝決定戦に手抜きがあったかのような発言をしたことも問題になったようだ。
一方、父の二子山親方の死去に伴い連日テレビのワイドショーなどに出演し、勝氏との不仲を強調したことは、処分の対象にならなかった。
理事会では「今後も騒ぎを起こせば(除名などを含めて)処分すべきだ」などの厳しい意見も出たという。北の湖理事長は「(周囲に)誤解を生じている。厳重注意は重い」と話した。
親方に対する協会処分は、伊勢ケ浜親方(元大関清国)が週刊誌の記事をめぐって、昨年秋場所後に役員待遇を解かれたケースがある。【上鵜瀬浄】
◇「貴乃花騒動」に処分を下した日本相撲協会
二子山親方死去後のけん騒は、貴乃花親方がテレビのワイドショーを中心に自ら出演し、大きくなった。だから「貴乃花騒動」といっていい。その騒動に18日、日本相撲協会が厳しい処分を下した。
連日のテレビ出演で世間が騒然となるにつれ、親方の間では「年寄になって3年目ぐらいで物が言える立場なのか」「弟子をきちんと育ててから言え」「(施行細則94条の)除名も検討すべきだ」など厳しい声が上がっていた。中には「除名しろ」などの強硬意見もあったほどだ。
年功序列が色濃く残る角界の中では、貴乃花親方はいわば「序ノ口の親方」。関取も育てられず弟子が減り、部屋に住むことなく、自宅から通うことなどが「常識外れ」と受け止められた。協会が静観することに対する不満もあり、何らかの見解を出さなければならない状況になっていた。
名古屋場所は、直前に貴乃花親方がテレビで発言を繰り返し、本場所の話題は影が薄くなってしまった。ファン離れが進み、平日の会場は空席が目立つなど、危機的状況だ。
北の湖理事長は「(厳重注意処分は)非常に重いもの」と断ったが、「厳重注意」は施行細則にはなく、甘い裁定と映る。しかし高砂広報部長は「今度騒ぎを起こしたら、施行細則に照らして処分する」と言う。貴乃花親方には場所が終われば再度、マスコミから出演依頼が相次ぐだろう。だが、これで手足を縛られて自粛せざるを得ないだろう。【上鵜瀬浄】
◇日本相撲協会施行細則94条 年寄として、相撲の本質をわきまえず、協会の信用もしくは名誉を毀損するがごとき行動をなしたるもの、あるいは品行不良で協会の秩序を乱し、勤務に不誠実のため、しばしば注意するも改めざる者ある時は、役員、評議員・横綱・大関の現在数の4分の3の特別決議により、これを除名することができる。
◇同95条 年寄・力士・行司・職員およびその他協会所属員に対する賞罰は、解雇、番付降下、給料手当減額、けん責の4種とし、理事会の議決により行うものとする。
[ 7月18日 22時10分 更新 ]