★阿修羅♪ > ニュース情報1 > 237.html
 ★阿修羅♪
<ボクシング>徳山、王座に返り咲く スーパーフライ級 [毎日新聞]
http://www.asyura2.com/0505/news1/msg/237.html
投稿者 white 日時 2005 年 7 月 18 日 22:56:36: QYBiAyr6jr5Ac
 

□<ボクシング>徳山、王座に返り咲く スーパーフライ級 [毎日新聞]

 http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050718&a=20050718-00000053-mai-spo

<ボクシング>徳山、王座に返り咲く スーパーフライ級
2005年7月18日(月) 22時4分 毎日新聞
 世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は18日、大阪市中央体育館で行われ、前王者で同級4位、徳山昌守(30)=金沢=が王者の川嶋勝重(30)=大橋=を判定で破り、王座に返り咲いた。約1年ぶりの再起戦となった徳山は、昨年6月に一回TKO負けした川嶋に雪辱し、川嶋は3度目の防衛に失敗。両者は3度目の対戦で、徳山の2勝1敗となった。徳山は国内歴代3位タイの世界戦10勝目、同一世界王座への返り咲きは国内7人目。徳山の初防衛戦は同級1位、ホセ・ナバーロ(米国)が有力。
 ◇巧みな試合運びで勝利
 徳山がブランクを感じさせない巧みな試合運びで勝利をつかんだ。序盤からスピードのある左ジャブと右ストレートで積極的に攻勢。距離を詰めようとする川嶋の顔面を的確にとらえた。七回以降、川嶋は接近戦に持ち込み、左右のショートフックで活路を開こうとするが、ポイントで上回る徳山が巧みにクリンチ。大振りの右フックも空を切った。徳山は川嶋の右フックで十二回にダウンを奪われるが、決定的なダメージとはならず、大差の判定勝ちを収めた。
 ◇徳山昌守(とくやま・まさもり) 本名・洪昌守。74年9月17日、東京都大田区生まれの在日朝鮮人3世。東京朝鮮高級学校でボクシングを始め、アマ戦績12勝(2KO)5敗。94年9月にプロデビュー。東洋太平洋スーパーフライ級王者を経て、00年8月、そう仁柱(韓国)に判定勝ちでWBC同級王座を獲得。国内歴代3位の8連続防衛に成功した。昨年6月、川嶋勝重(大橋)に一回TKO負けし、王座を陥落。35戦31勝(8KO)3敗1分け。右ボクサー。
 ▽徳山昌守 川嶋君の急成長に驚かされましたけど、何とか自分のリズムで最後まで戦うことができました。応援ありがとうございました。
 ○…川嶋は徳山の老練な試合運びの前に敗れ去った。川嶋が悔やんだのが一回。「相手はガチガチ。ジャブもまともに入った」と見抜いていたのに、「様子を見よう」と積極的に懐に飛び込まなかった。三回以降はリズムをつかんだ徳山に足を使われ、つかまらない。十二回、ようやく得意の右フックでダウンを奪ったが、決め手にならなかった。「やっぱり、うまかった。完敗です」。サバサバした表情を浮かべて会見で答えていたが、今後のことを問われた時には「疲れました。追い込んで練習をしてきたし……」と言葉に詰まり、「今はちょっと休んで、考えたい」と声を絞り出した。
 ◇文句なしの判定勝ち…徳山
 よみがえった天才・徳山がリングにいた。突進してくる川嶋を俊敏なフットワークでかわし、左ジャブとワンツーを的確に突き刺す。序盤からポイントを積み重ねた。十二回、足を滑らせたところに右フックを受けてダウンしたが、逃げてしのぎ、文句なしの判定勝ちだ。
 昨年6月に川嶋に一回TKO負け。徳山自身は敗因を「モチベーションの低下から来る調整失敗」と指摘したが、歴戦のダメージや年齢に伴う衰えのため、天才的と評される防御勘や距離感覚に狂いが生じ、持ち味のアウトボクシングができなくなっている懸念も関係者の間ではささやかれていた。だが、それが杞憂(きゆう)に過ぎなかったことを証明して見せた。
 それにしても、奇跡的な復活劇だ。1年前に王座陥落後、一度は引退を決意したが、「あんな負け方のままでは終われない。自分のプライドのために戦う」と翻意した。「川嶋の突進に押し負けない体を作る」と徹底した筋力トレーニングを開始。パワーアップの半面、筋肉がつくことによる減量苦やスピード減などの“副作用”の恐れもあった。だが、あえて「ボクシング界に革命を起こす」と敢然と取り組んだ。胸囲は前回の対戦時より4・5センチも増え、肉体改造で体の切れも取り戻した。
 一方、川嶋。試合前は「何年も前からスピードを意識してきたが、ようやく身についた」と自信を示し、大橋秀行会長も「ハンドスピード、フットワーク、ウイービングが目に見えて速くなった」と成長ぶりを指摘した。加えて徹底したビデオ研究で徳山の弱点や癖はすべてインプット。だが、序盤は防御を意識しすぎて後手に回った。接近戦に持ち込めず、大振りパンチはむなしく空を切り続けた。
 「自分の力を信じて戦った」と徳山。懸命の努力をした川嶋だったが、努力した天才にはかなわない。国内歴代3位の8連続防衛を飾った徳山が、底知れぬ潜在能力を示してラバーマッチ(決着戦)を制した。【来住哲司】
[ 7月18日 22時12分 更新 ]

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > ニュース情報1掲示板



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。