★阿修羅♪ > ニュース情報1 > 192.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ス界の盟主として君臨してきた老舗・新日本プロレスも現在は数億円の負債を抱え、苦境にあるとされる。
新日プロの中堅選手は自らのブログで、《会社も売り上げが…なので(新幹線の乗車券が)グリーンから指定に落とされました》と嘆く。
また、新日プロ時代、橋本さんとともに「闘魂三銃士」と呼ばれた武藤敬司社長率いる老舗の全日本プロレスも度々、経営難がささやかれ、今春、テレビ東京系での中継も打ち切られた。
PRIDEなどガチンコ系格闘技はゴールデンタイムで中継され、高視聴率を叩き出している。大みそかには、民放がNHKの紅白歌合戦に対抗し、格闘技をぶつけるのも恒例になった。
だが、プロレス中継は深夜枠に追いやられるなど対照的に苦しい状態が続いている。
プロレス中継の舞台裏について、タナカ氏は「今も深夜に新日プロやノアの中継があり、放映権料を放送局が支払っている。だが、全日プロやゼロワンの中継は、プロレス団体と広告代理店が放送枠を買い取るかたちで放送されていた。結局、スポンサーを集められず、団体の資金を持ち出すこともあったようです」と明かす。
その上で、「放送局は、ほかの格闘技や別のスポーツを扱った方が視聴率が取れる。このままではプロレス向け予算は、減らされる可能性が高い」と指摘する。
大きな岐路を迎えた業界。老舗団体だけでなく、新団体も当然、苦しく、長州力が15年に旗揚げした「WJ」も1年余りで消滅した。
プロレス団体の今後について、業界関係者は「橋本さんも長州さんもプロレスがゴールデンタイムで放送され、地方で興行をすれば、どこも満員になった古き良き時代を体験してきた。今はそんな状況ではないのに、金銭感覚は昔と同じ豪快などんぶり勘定のまま。現状に合わない放漫経営をしていたのだから、うまく行くワケがない」と手厳しい。
ただ、橋本さんと死闘を繰り広げ、その後、ゼロワンのマットで共闘した小川直也がエースとして活躍中のプロレスイベント「ハッスル」は人気を集め、大きな話題となっている。
格闘技評論家のターザン山本氏は「プロレスという4文字を外し、見る者が先入観にとらわれないように『ハッスル』を名乗っている。米国で人気のWWEと同様、ハッスルは完全にショーであり、ギャグ。WWEはレスラーをタレントと呼ぶが、あまり深く考えなくても、子供から大人まで単純に楽しめるファミリーエンターテインメントとして確立したことで人