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(回答先: Sirent Tearsの主張が虚偽のものであることがwebでわかります 投稿者 あめぞうもなー 日時 2005 年 12 月 10 日 00:02:12)
本来は戦争版に書くべきで、ココは場違いなんだけれども。
なぜアメリカ海軍は空母の動力に原子力を採用しているのか? それは、”煙突が要らないから”だ。
空母に着艦する場合、艦載機は艦の後方から低空で進入し、幅30〜40m長さ200m程の飛行甲板に降りる。
問題はこの時、空母が排出する煙の帯の中に艦載機が頭から突っ込むことだ。
6〜9万トンの艦が出す煙だからちょっとした上昇気流や乱気流と同じ力を持っている。そんな所へ、失速寸前の低速で、爆弾やミサイルを山ほど抱えた艦載機が突っ込んだらどうなるか?
パイロットの僅かな操縦ミスでも艦載機は空母に激突し、搭載した爆弾やミサイルが誘爆する大事故に発展する。それを避ける為だよ。
太平洋戦争中の日本海軍では、事故防止のために空母の煙突を真横に付けたり斜めに傾けたりして工夫していた。
一方同時期のアメリカ海軍では、初期の空母(サラトガ、レキシントン等)は、煙突を高くして艦載機がその下をくぐるようにしていたが、それでは艦の重心が高くなって転覆し易くなってしまう。
結局それ以外では対策は行わず、戦後建造したジョン・F・ケネディ(現存する唯一の通常型。マンガ「沈黙の艦隊」にも登場)で、日本のデザインを取り入れて煙突を斜めに傾けたぐらいだ。
もちろん、原子炉を搭載している船が存在危する事自体険なのは変わらない。特に問題なのは、使用済核燃料をアメリカ中央部の砂漠地帯にでっかい穴を掘り、再処理もせずポンポン捨てている事だ。
しかし、俺が今まで書いてきた”煙突”云々の話は、ガンプラや戦車・軍艦のプラモデルを作っている連中なら中高生でも知っている話だ。
君たちには、兵器に対するこんな基本的な知識も無いのか?それではアメリカや中国にナメられるだけだよ。