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(回答先: <新潟停電>10本の送電ルートでショート 東北電力 (毎日新聞) 投稿者 ウソ捏造工場 日時 2005 年 12 月 23 日 14:10:08)
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20051224/m20051224017.html
2005年12月24日 (土) 02:30
新潟市を中心に発生した最大六十五万戸の大規模停電は二十三日午後三時過ぎ、約三十一時間ぶりに完全復旧した。東北電力新潟支店の調べで、氷雪により新潟県内の送電線が十カ所でほぼ同時にショートしたことが原因と分かった。想定外の同時障害により県内の火力発電所への送電も停止し、影響が拡大した。
同支店によると、最初のトラブルは、二十二日午前八時十二分、北新潟超高圧変電所(聖籠町)と越後開閉所(新発田市)を結ぶ送電線で発生。五分後の八時十七分には新潟超高圧変電所(五泉市)と新潟市や三条市にある九カ所の一次変電所の送電線で同時にトラブルが起きた。
「一度に十カ所の故障は想定していなかった」(同支店)ため、ショート個所が多すぎて、迂回(うかい)路での送電もできなくなり、火力発電所も停止したという。
トラブルの原因は、(1)塩分を含む氷雪が送電線やがいしに付着して絶縁できなくなった(2)送電線同士が強風で激しく揺れて接触しショートする「ギャロッピング」現象−などの複合とみられる。
ギャロッピングとは、送電線に雪や氷が付着した状態で横風にあおられると、縄跳びのひもを回すように、鉄塔の間で大きく波打ったり、上下動する現象。電圧が高い送電線同士は接近するだけでもショートする可能性があるとされる。
東北電力は、復旧作業に計二千人を動員。大半は二十三日未明までに復旧し、残った約二百戸も雪で倒れた木が切断した送電線などを交換し、同午後三時過ぎに県内の停電はすべて復旧した。
二十四日も冬型の気圧配置が強まると予想され、同支店は山間部にある送電線や鉄塔を中心に、パトロールを強化する。
ギャロッピング対策として、送電線同士の接近を防ぐ「スペーサー」と呼ばれる装置の設置拡大や、地域特性にあわせた絶縁体の導入などを検討するという。