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島国のバヌアツ 火山活動が活発化 住民5000人に避難勧告
南太平洋にある島国、バヌアツで火山活動が活発化し、バヌアツ政府は五千人を越える
住民に避難勧告を出して警戒を呼びかけています。
火山活動が活発化しているのはバヌアツのアンバエ島にある標高、三千九百メートル
のマナロ山で、先月二十七日から灰や蒸気を含んだ白い煙が噴き出し始めました。
マナロ山は火口にカルデラ湖があり噴火の規模が大きくなるとマグマに加え、熱され
た湖の水もふもとに向けて噴き出す恐れも出ています。
このためバヌアツ政府はマナロ山ふもとにある十五の村の住民、五千人以上に対して
、山から離れた沿岸の地域に避難するよう避難勧告を出して警戒を呼びかけています。
火山活動は今のところ五段階の下から二番目の段階で、地元の火山学者は「マナロ山
は普段から火山活動が活発で、このレベルの活動は過去にもあった」と話しています。
しかし、現在でも火口からは一日に二千トンを越える灰や有毒ガスが噴出されている
とみられ、住民の健康被害も懸念されています。
このため当局は医師や看護師などの医療チームや島から避難するための船を準備して
緊急時に備えています。
[2005-12-08-12:42]