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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051028-00000040-mai-sociより引用
<異常気象レポート>100年後の海面水位16センチ上昇
地球温暖化によって日本付近では今後、大雨が増え、100年後の世界の平均海面水位は今より15〜16センチ上昇する――。気象庁は28日、過去約100年分の日本や米国などの気象データを解析し、今後の気候を予測した「異常気象レポート2005」を発表した。
レポートは74年以来、おおむね5年ごとに発表し今回で7回目。05年版は「異常気象」「地球温暖化」「地球環境問題などにかかわるそのほかの諸現象」の3章からなる。世界の降水量に関する約100年分のデータをデジタル化して解析し、温暖化による降水量変動を予測した。
国内については51地点の降水量データを解析。1901〜30年の30年間と1975〜2004年の30年間平均の比較で、日降水量100ミリ以上を記録した年間日数が1.19倍に、200ミリ以上の日が1.46倍に増加したことが判明した。温暖化に伴う水蒸気の増加が原因と考えられ、100年後には日降水量100ミリ以上の日が現在の1.5〜2倍になると予測されるという。
また、温暖化による海水の熱膨張などで、地球全体の海面水位がこの100年間で10〜20センチ上昇したと分析。今後100年でさらに15〜16センチ上昇すると予測した。
レポートはほかに、異常高温や温室効果ガス濃度などについても分析している。気象庁は「一般の人が地球環境問題を理解する手助けになれば」と話し、28日から同庁ホームページ(http://www.jma.go.jp)で全文を公開する。【篠原成行】
(毎日新聞) - 10月28日12時47分更新