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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051007-00000077-mai-intより引用
＜米ハリケーン＞ニューオーリンズの排水作業完了
【ワシントン和田浩明】米陸軍工兵隊は６日、大型ハリケーン「カトリーナ」で運河の堤防が決壊し市域の８割が浸水した米ルイジアナ州ニューオーリンズの排水作業が完了したと発表した。堤防の修復作業は、ハリケーン到来のシーズンに入る来年６月初旬までの完了を目指す。
会見したカール・ストロック工兵隊司令官は「ニューオーリンズは現在、基本的に乾いた状態にある」と述べ、作業の完了を宣言した。堤防の修復は、カトリーナ来襲前と同水準の「カテゴリー３」規模のハリケーンに耐えられる強度が目標で、総費用は約１６億ドル（約１８００億円）。
カトリーナはルイジアナ州南部に上陸時、米気象当局の５段階評価中、上から２番目の強さの「カテゴリー４」だった。同司令官によると、強度を上げると総額２５億〜３５億ドル（約２８００億〜３９００億円）かかるため、米連邦議会の承認を経た連邦資金の投入が必要になるという。
一方、米連邦緊急事態管理局（ＦＥＭＡ）のポーリソン局長代行は６日、カトリーナへの同局の対応を調査している米上院国土安全保障・政府関係委員会で証言。ハリケーン来襲後の緊急対応で、民間企業に発注した復興事業の入札なしの随意契約について、「すべて改めて入札を行う」と述べた。随意契約をめぐっては「過剰請求の危険性がある」として議会などの批判が高まっている。
（毎日新聞） - 10月7日18時23分更新
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