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Nevada経済速報9月14日(水)18:40
...2005/09/14(Wed) 18:45:25...
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html
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米国ハリケーン被害の実情
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米国出張から戻ってきましたが、今回のハリケーン被害の状況は日本で報じられる次元とはまったく違っています。
日本ではブッシュ政権の対応の遅れ等ばかり報じられていますが、今回の被害の大きさ・複雑さ・深刻さを考えれば、対応の非難など軽々しくできるものではありません。
確かに被害にあった者からすれば、政府の対応への批判は当然ですが、今回の被害の規模は、日本列島がそのまま入る物凄い規模で被災しているのです。
しかも、米国は地方分権が進んでおり、このため地方の力がものすごく強く、まず地方が対応しなくてはいけないのです。
今回は地方政府そのものが機能停止に陥ったわけであり、ブッシュ政権(連邦政府)は連絡が取れず、うまく対応ができなかったのです。
そして、もっと大きな問題が、石油漏れです。
石油施設が被災し、そこから大量の石油が漏れて、おりからの暴風でニューオーリンズ市に石油がばら撒かれたのです。
下手するとあたり一面大火災になる危険があり、二次、三次災害の危険があるのです。
これでは、どのような軍隊でもとても投入できるものではありません。
今回はまったく想定されていなかった規模の災害ですが、今後、この石油漏洩を起こした石油会社の責任が追及されるでしょうし、もっと大きくは、世界に軍隊を派遣することより、国内の災害を未然に防ぐために、海外から軍隊を戻せという動きに拍車がかかるはずです。
イラクに軍隊は必要か?沖縄に海兵隊は必要か?韓国に米軍は必要か?等々。
再開されました北朝鮮6者協議の米側の冷徹な態度は、これも関係しているのです。
日本・韓国のために、北朝鮮の核を協議してなんになるのか?
米国人の税金を使ってやるべきことは他にもあるのではないか?と。
この6者協議につきましては、別途明日にでも配信させて頂きますが、米国の“無関心”さは、日本の安全保障を揺るがす大問題になることは確かです。
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