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09/15 07:04 摘発恐れ避難所入らず 援助届かない不法移民
【ニューオーリンズ14日共同】ハリケーン「カトリーナ」によ
る大量の避難民が発生した米ルイジアナ州などで、不法移民の多く
が摘発を恐れて避難所に入らず、政府の援助などを受けられない状
態に陥っている。
港があり、運輸業や観光業が盛んな同州ニューオーリンズを中心
に数万人の不法移民が居住していたとみられる。しかし、警察官ら
が多数動員されている避難所に入れば、不法滞在が発覚し国外退去
させられるとの懸念から、ほとんどが知人などの家に身を寄せ、ホ
ームレス状態になった移民も多いようだ。
米メディアによれば、中には夜間だけ避難所で食料などをもらい
、夜明けとともに出て行く不法移民も。メキシコ政府によれば、ル
イジアナ州に住む約四万人のメキシコ人のうち約九割が所在を確認
できていない。
米政府は現在、避難所での不法移民摘発は行っておらず、民間ボ
ランティア運営の避難所も国籍による区別はしていない。それでも
避難所暮らしをするのはほとんどが黒人ら米国人で、救援関係者も
「中南米やアジアの出身者、特に不法移民とみられるような避難民
はほとんどいない」と話している。
20050915 0704
[2005-09-15-07:04]