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09/07 20:06 確率は1億5千万年に1度 地球破滅の巨大彗星衝突
【シドニー7日共同】軌道の予測や発見が難しい長周期の彗星(
すいせい)が地球に衝突する確率は、従来考えられていたよりかな
り低く、地球に壊滅的被害をもたらす半径一キロ以上の巨大な彗星
の衝突の確率はこれまでの「約二千万年に一度」ではなく「約一億
五千万年に一度」だとする研究結果を、オーストラリア国立大学の
ポール・フランシス博士(天文・天体物理学)が七日、発表した。
コンピューターによるシミュレーションや米軍の望遠鏡からのデ
ータなどを基にまとめた。その結果、太陽系の彗星は、これまで考
えられていた数の約七分の一しか存在しないことが分かった。この
ため地球に衝突する確率も低くなるという。
同博士は、都市を破壊する能力のある半径百メートル―一キロの
長周期彗星が地球に衝突する確率は「約四千万年に一度」と計算。
冥王星以遠から来るものを長周期彗星としている。
地球に衝突する可能性は、長周期の彗星よりも、小惑星やハレー
彗星のような短周期の彗星の方が高いとされる。
しかし、同博士は「小惑星や短周期の彗星は地球の近くを何度も
通過しており、どれが地球に衝突するかを予測することは可能だ。
長周期の彗星は予測できない。衝突の進路にある彗星を見つけても
、せいぜい一―二年の警告期間しかなく、何らかの対策を取るには
短すぎる」と話している。
20050907 2005
[2005-09-07-20:06]