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ハリケーンによるニューオーリンズの被害を見て悲しくなるのは勿論の事だが、
「米国と言う国」について認識を新しくした事もある。基本的認識は変らないのだが実態を良く知ったと言う事かもしれない。
今回の被害に対して、連邦政府をはじめとする行政の救援・救済の動きが極めて遅く、手際も大いに悪いと言う印象が深いのだ。
現地で見たわけではなく、マスコミ報道を通じて見ているのであるから私の印象が当たっていない可能性はあるのだが。
疑問点を幾つか挙げておく。
1.被災者を運ぶバスが無いとの事であったが、これは不思議な事だ。
バスやトラックはいくらでもあるはずで、民間会社の運行用のものを「調達」して救援に当てればよいのだ。調達している間は運行を減らせばよい。収益の減少分は行政が負担してやればよいだけのことだ。要するにのろくて、もたもたしているのだ。じれったいのだ。
2.水に浸かった町の中で住民が何時までも生活している。これを放置している神経が理解できない。不衛生この上ないではないか。O157が発生したとの事だ。考えられる事であった筈だ。
水に浸かった儘の地域の住民は即座に退去させる手筈を直ぐに整えるべきなのだ。
やっと退去の指図が出たそうであるが遅すぎるのだ。
3.水に浸かった町の中を警官らしき者達がショット・ガンを手にして警戒している。
そんなことをやっている場合ではないだろう。
水に浸かっている間は、人を総て退去させて、水を抜く作業を大々的に進める他は無いではないか。
と言うわけで、
1.頓珍漢で、のろくて、思い違いをしている様でもあり、要するに「何をやってよいか判っていない」様に見えるのである。
2.これでは、スマトラ沖大地震の時のインドネシア等の国々の対応の有様と変らない。同じである。
これが、「米国」なのである。
3.この米国の有様が、軍事的能力の極端な高さに比較すると、余りにも「アンバランス」なのだ。
人工衛星を使って「ピンポイント爆撃」も出来る軍事能力に比較して余りにもお粗末である。
軍事能力の高さと民生の低さはかつてのソ連の様であるが、今の米国はこの有様なのだろう。
4.日本の災害への対応はこれよりもはるかに早くて効果的である。それでも日本国内では対策に対する批判は高いのである。
5.ブッシュの対策の無能さとボケーとした顔でコメントを発する有様には驚きあきれる。外交担当のライスを現地に派遣するなんてことは本当に頓珍漢だ。「マジかよ」と言うほか無い。
と言うわけで、今回の災害は、
現在は軍国主義ファシズム国家の頂点に居る米国の
虚弱な実態を露呈させたのであり、この露呈は進行中である。
気の毒なのは黒人の多い被災者の方々だ。
ニューオーリンズは有名な歌の『朝日の当たる家』でも名前が出てくるので私にも少しは思い入れがある町なのだ。黒人音楽が好みの私には頭から離れない名前の町でもある。
『朝日の当たる家』は浅川真紀さんが歌ったものが印象深かった。
私が着いたのは
ニューオーリンズの
朝日楼という名の
女郎屋だったよ…
ジョーン・バエズも歌った。
report31
A House of Rising Sun 朝日の当たる家 アメリカントラディッショナルソングである。 ... God, I'm one. 戻る BGM:朝日の当たる家 2001.2.3掲載 ...
http://www.asahi-net.or.jp/~SB7H-NIZK/report31.htm
大規模なハリケーン被害とイラク戦争敗戦により、USA国家の統合力は弱体化に向う。
http://www.asyura2.com/0505/war73/msg/1156.html
投稿者 新世紀人 日時 2005 年 9 月 04 日 11:01:27: uj2zhYZWUUp16
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