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【写真】 9月5日、スペイン気象当局、観測史上最悪の干ばつに見舞われており、今後も降雨は期待できない、との見通し発表。写真は、スペイン南部で干上がった川と死んだ魚。8月撮影(2005年 ロイター/Anton Meres
[マドリード 5日 ロイター] スペインの気象当局は5日、同国は今年、観測史上最悪の干ばつに見舞われている上、今後数カ月は貯水量回復につながるようなまとまった降雨が期待できない、との見通しを発表した。
8月末までの12カ月間に観測された降雨は平年を約40%下回っており、1947年の観測開始以来最も少なくなっている。
現在の貯水量は満水時の43%で、南部では13%まで下がっている地域もあるという。
この干ばつにより、穀物が不作となっているほか、1─8月の水力発電量が通常を36%下回っている。