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(回答先: デル社:防衛庁からPC5万6千台受注 ウィニー事件で(毎日新聞) 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 13 日 19:02:18)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060413k0000m040154000c.html
在日米軍三沢基地(青森県三沢市)内に入るために必要な通行許可データや、登録された車のナンバーなどとみられるリストが、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介してネット上に流出していることが12日、分かった。これらのデータは、表記によると現在も有効期限を過ぎておらず、専門家は基地の安全管理を脅かす恐れもあると警告している。
毎日新聞が入手した資料によると、リストは英文で作られており、ファイル作成者欄には日本人名があった。流出したのは3月下旬とみられる。
出入りの工事業者109人分の通行許可証のナンバーと、車の入構証77台分が含まれていた。このほか、氏名や性別、生年月日、会社名、作業内容などが記されていた。
今年3月に同基地内で建物の修繕改築工事を行った際の出入り業者のリストらしい。リストに載っていた青森県内の土木会社は「3月ごろ、三沢基地内で作業を行っていた。リストに載っている人物はいる」など、実際に工事が行われ、社員が実在していることを認めている。
このリスト以外にも英文の工事報告書が複数含まれ、契約者欄には三井造船の名が記載されていた。同社広報室は「担当者がつかまらないので分からない。事実関係を調べて対応したい」としている。
在日米軍司令部広報部(東京都)、在日米軍三沢基地報道部はともに「担当者がいないのでコメントできない」としている。一方、外務省や防衛施設庁は「コメントする立場にはない」と話している。
三沢基地は、1942年に三沢海軍航空隊の飛行場として開設された。戦後は米軍に接収され、F16戦闘機の実戦部隊である米空軍第35戦闘航空団などを配備。航空自衛隊と共同使用している。
軍事アナリストの小川和久さんの話 三沢基地には、通信傍受施設「ゾウの檻(おり)」があり、米軍にとっては極めて重要な基地。流出した資料で基地の通行許可証を偽造し、出入り業者になりすまして基地内に侵入される事態も予想され、万が一、テロ集団による破壊活動に使われれば、米軍の世界戦略にも大きなダメージを及ぼす。同時多発テロ以降、テロ対策に神経をとがらす米軍にとっては、衝撃的な事態だろう。【サイバーテロ取材班】
毎日新聞 2006年4月13日 3時00分