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http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060223/eve_____sya_____006.shtml から転載。
海上自衛隊の秘密文書や隊員の個人情報がファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上に流出していることが防衛庁海上幕僚監部(海幕)の調べで分かった。海幕は私物のパソコンに業務情報を入れていた長崎県佐世保基地所属の護衛艦「あさゆき」乗員で通信員の曹長から事情を聴いている。
流出したデータは「極秘」の暗号書や乱数表の名称一覧をまとめた「暗号書表一覧表」など。極秘指定されている暗号や乱数表そのものが外部に漏れた場合、変更する必要が出てくるが、流出はなかったもようだ。
個人情報は顔写真付きの乗員名簿で「あさゆき」乗員のうち四十人分の本籍地や住所、家族構成などの個人情報が記されている。
海幕では十六日に保全監査隊がネット上の掲示板に海自データが漏えいしているとの書き込みを見つけ、調査を開始。「あさゆき」の曹長が保有する「ウィニー」を入れた私有パソコンがウイルスに感染していたことが分かった。
海幕では私有パソコンに業務情報を入れることを禁じており、曹長の処分を検討中している。
◇ウィニー パソコンの使用者同士がネットを通じ、ファイルを交換できるソフト。お互いのパソコン内の特定の場所にあるファイルを自由に検索・複製できるが、ウイルス感染で指定場所以外のファイルが流出する恐れがある。公的機関の情報が職員の私物パソコンからネットに流出するケースが相次いだ。