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2006/1/16 8:42:00 by YOJI
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1099
最近のスパムメールというのはなかなかに凝っている。
ほとんどが出会い系への勧誘だったりするのだけど、どうやってそこへ誘導していくかということについて、実によく研究している。
(これは別に褒めているわけではない。)
たとえば、内容を分類すると、
@過激系 (メールの題名・内容に過激な内容を含める。)
Aおしとやか系 (清楚な感じで誘う。)
B業務系 (業務的な文面。仕事のメールか?と思わせる。)
Cニュース系 (メルマガとか、ニュースサイトからのメールを装う。)
D連続系 (1通目、2通目、3通目、と違った内容で連続してくる。
例えば、1通目は「はじめまして」。2通目は「先ほども送ったのですが」みたいな。)
E特別系 (あなたは特別会員です、とかVIPですとか、そういう類。)
と、まぁ、そんな感じ。
どれも創意工夫がなされている。
どれにひっかかるかわからないし、人によって好みが違うから、とりあえず乱発しているのだろう。
一体どれが一番確率が高いのか、興味があるので統計などあったら見てみたいものだ。
それはまぁいいのだけど(迷惑だ、という意味では良くないが)。
こういうメールが送られてくるということは、こういうメールを書いている人がいるということで。
やっていることは褒められたものではないが、感覚的にはコピーライターに近い感覚だろう。
いかにして集客するか。
いかにしてクリックさせるか。
その辺、メールを受信した人と内容を考える人の勝負である。
そういう意味では、有名企業の広告となんら変わることはない。
興味がないのに押してしまった。
面白半分で押してしまった。
それでいいのである。
それでそのメールは成功だった、ということだ。
なかなか奥深い商売かもしれない。
こういう仕事をしている人は面白いのだろうか?
「自分の書いた文章でだれかがクリックしたら嬉しいよ」と言うのか、
「仕事だから嫌々やってるんだよ。本当ならソニーの広告を作りたいよ」と言うのか。
一度インタビューしてみたいものである。