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ナビゲーション・モデルの復活を狙う?――グーグル共同設立者、ラリー・ペイジ氏の講演【日経】
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=20060108ea000ea
講演するグーグル共同設立者のラリー・ペイジ
基調講演の最後を飾ったのは、急成長を続けるグーグルだ。同社の人気は高く、会場には早くから入場を待つ観客の長い列ができた。なぜ、グーグルはこれほど人気があるのだろうか。それは、同社が“謎めいた企業である”からだ。急成長を続けているにもかかわらず、グーグルは自社の企業戦略について口を閉ざしてきた。証券アナリスト向けのミーティングでも、検索広告事業などについて情報を公開するだけ。その一方で、昨年は約4800億円もの追加資金調達を成功させ、巨人マイクロソフトと熾烈な駆け引きの末、アメリカオンライン(AOL)と5年におよぶ検索エンジン提携契約を勝ち取っている。どこへグーグルは向かってゆくのか。集まった観客は、まるで大好きなコンサートを見に来たようにラリー・ペイジの登場を待っていた。
■ グーグル・アースの多デバイス化
出だしは、有名なグーグル・アースの映像から始まった。同サービスは地球全体を見渡す鳥瞰から浜辺で遊ぶ動物たちの姿まで拡大できる衛星写真を駆使した地図サービスだ。しかも、世界中を網羅しているため、コンピューターのまえに居ながら、世界中を旅している気分になる。グーグルの高い技術力を示すサービスとして有名だ。
今回は、グーグル・アースがラスベガスの講演会場を映し出したところで、いよいよグーグルの共同設立者、ラリー・ペイジ氏が登場した。同氏は、ジーンズに病院の医師や研究者が着る長袖の白いシャツと、全く飾りっ気がない。
登場早々、グーグル・アースを搭載したカーナ・ビゲーションの“グーグル・ダッシュボード”と同じサービスを携帯電話向け提供する“グーグル・ローカル・フォア・モバイル”(ベータ版)をあっさりと紹介した。