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インターネット書店は? と聞いて、「アマゾン・ドット・コム」しか浮かばない人はズバリ、遅れている。最近は、アマゾンに追いつけ追い越せとばかり、新規参入組がこぞって新サービスを展開しているからだ。
まずはヤフーとセブン―イレブン・ジャパンの「セブンアンドワイ」。アマゾンの場合、1500円以下の注文だと1件300円(国内)の配送料がかかるが、こちらは受け取りをセブン―イレブンの店頭にすると、送料ゼロ。しかも、代金はレジで現金払いができるので、アマゾンで代金引換(代引宅配便)した際にかかる1件260円(国内)の手数料もいらない。セブン―イレブンが近くにあり、「カードの個人情報流用が心配」という向きに好評だ。
図書館流通センターなどが運営する「bK1」は、とにかく配送が早い。関東地方在住で在庫次第だが、朝10時30分までに注文すれば当日中に本が届く。「24時間以内に配送を強調するアマゾンより確実に早い」(事情通)。
また、ヤマトホールディングスの「クロネコヤマトのブックサービス」は運送会社の配送網を生かし、「日本全国どこでもお届けします」(担当者)と胸を張る。配送エリアではアマゾンを凌駕しているという。
大型書店のサービスも見逃せない。紀伊国屋書店は仮想書店「Kinokuniya BookWeb」は国内外の書籍データが480万件と国内最大規模。書店のネット販売では、旭屋書店の「netdirect asahiya」の「今日のイチオシ」など、専門店ならではの情報サービスも使える。
さらにアツイのが、古本市場だ。中古本はアマゾンも扱っているが、ライブドアの「livedoor BOOKS」、「@古本市場」とライバルがゾクゾク台頭、ブックオフコーポレーションも、ネット上での中古本販売を「06年度上半期に始める」と発表した。アマゾン以外に、ネット書店は山ほどあるのだ。
もちろん、アマゾンも黙っていない。先月から、文中の言葉で書籍を検索でき、その言葉が使われている部分を閲覧できる新サービス「なか見!検索」をスタートし、サービス拡充を図っている。街の書店と同様、ネット書店も用途や好みで選ぶ時代なのだ。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1577735/detail