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ェアやサービスでは業界の先頭に立っておらず、現在、米グーグル社をはじめとする複数の企業との激しい競争に直面していることを認めている。さらにオジーCTOは、マイクロソフト社は新しいモデルの基本理念に沿ったビジネスを行なう必要があると指摘した。広告費で運営する無料のサービスや、より洗練されたインターネットベースの製品提供方法などがそれにあたる。
「この節目の時に、われわれが変わらざるを得ない理由が、それぞれにとって明確になってきたと考える――その理由とは、競争相手であり、課題であり、チャンスだ」とオジーCTOは書いている。
マイクロソフト社は1日、ウェブベースの2つのサービス、『Windows Live』(ウィンドウズ・ライブ)と『Office Live』(オフィス・ライブ)を提供する計画を発表した。グーグル社や米ヤフー社、米セールスフォース・ドットコム社など、同様のサービスですでに成功している企業に対抗することが狙いだ。
マイクロソフト社は現在でもソフトウェアのほとんどを従来のパッケージ形式で提供しているが、最近になってこのやり方では時代遅れになりかねないとの批判を受けている。懸念されるのは、ワープロソフトから写真の管理に至るあらゆるサービスをオンラインで提供する企業が今後さらに増えるなら、マイクロソフト社の収益を担うウィンドウズ・オペレーティング・システム(OS)や、業務用ソフトの『Microsoft Office』(マイクロソフト・オフィス)の必要性は減っていくだろうということだ。
[日本語版:天野美保/長谷 睦]
(貼り付け終了)