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2005.10.20
Web posted at: 20:44 JST
- CNN/REUTERS
サンフランシスコ──米出版協会(AAP)が19日、マグロウヒルなど米国の大手出版5社の代理人として、インターネット検索大手のグーグルが検索結果に著作権者の許可を得ずに書籍の内容を表示するのは著作権の侵害にあたるとして、ニューヨークのマンハッタン連邦地裁に訴えた。
訴えたのはマグロウヒルのほか、ピアソン・エデュケーション、米ペンギン・グループ、サイモン・アンド・シュスター、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ。
訴えによると、グーグルが試験的に行っている出版物検索サービス(http://print.google.com/)が、著作権者の許可を得ずに出版物の内容を取り込んで公開しており、著作権保護法に違反しているという。
グーグルは昨年から、英オックスフォード大や米ハーバード大など、英米の5図書館と提携して、蔵書のデジタル化を進めてネット上で公開している。著作権のある蔵書内容の公開に、出版社などから抗議が相次ぎ、今年8月には一時、蔵書のデジタル化を休止。しかし、11月にもデジタル化の再開を予定している。
このサービスについて、米出版協会(AAP)が著作権保護法に違反しているとして、グーグル側と話し合いを続けていたが、議論が決裂。司法判断を仰ぐことになった。
このほか、米作家協会も今年9月に、グーグルに対し、同様の訴えを起こしている。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200510200014.html