★阿修羅♪ > IT8 > 347.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2005年09月26日22時28分
1台の携帯電話の端末を、会社や自宅などでは固定電話の端末として、屋外では普通の携帯電話として使う「一体化」サービスについて、一つの電話番号でいつも使える制度の検討に総務省が入った。一体化サービスは通信各社が実用化を競っており、同省は27日から広く意見を募る「パブリックコメント」を始める。年内に省内の研究会で結論をまとめ、早ければ07年度にも新しい番号制度に移す方針だ。
1台の電話を固定・携帯の両用として使う通信方式は、NTTコミュニケーションズがNTTドコモと企業向けにサービスを今月から始めたほか、通信各社も導入の検討を進めている。
家や事務所内にいるときは屋内用の無線を通じて光ファイバーなどの固定回線につながり、外では一般の携帯電話として使うイメージだ。屋内では固定並みの低料金で使える利点がある。
しかし、現在の電話番号制度では、屋内と屋外で異なる番号を使う必要がある。NTTコムのサービスの場合、事務所内では、050で始まるIP(インターネット・プロトコル)電話の番号を使い、屋外では090や080で始まる携帯電話番号を使っている。
こうした不便をなくすため、総務省は一体化サービスでは統一番号を使えるようにする方向で、省内の研究会で議論している。
03や06などから始まる一般の固定電話の番号では地域が特定されて移動中に使えないため、統一番号には「090」や「050」など、全国で同じように使われている番号にする案が有力。一般固定電話の番号は当面、現在の制度を続ける方針だという。
http://www.asahi.com/business/update/0926/127.html