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『アマゾン・ドット・コム』の政治的偏向の疑いを指摘する記事が政治板に投稿されているのでぜひ読んでいただきたい。
ナゼ読めない…「アマゾン」で1年超も品切れの本 (ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/686.html
投稿者 彗星 日時 2005 年 9 月 16 日
実は、この『アマゾン・ドット・コム』の政治的偏向の疑いを指摘する声はだいぶ前から阿修羅にあった。さすが阿修羅である。
アマゾンでは買えない?年次改革要望書暴露の名著『拒否できない日本』
http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/412.html
投稿者 goose 日時 2005 年 8 月 12 日
ちなみに管理板で以下のような質問をしたのだが、思いきり忘れられてしまっていた。
どなたかご存知だろうか。アマゾンのバナーの仕組み。
素朴な疑問 なぜアマゾンのバナーは宗教右翼が喜びそうな本ばかり表示されるのか
http://www.asyura2.com/0505/kanri9/msg/110.html
投稿者 匿名取締役 日時 2005 年 8 月 10 日
もちろんアマゾンといえばその劣悪な労働環境についても触れないわけにはいかない。
アマゾン社は低賃金を押しつけ、労組は時代遅れと公言(インターナショナル)
http://www.asyura2.com/0505/senkyo11/msg/429.html
投稿者 匿名取締役 日時 2005 年 8 月 12 日
面白いことにあの!読売のサイトにアマゾンの闇の部分を告発する書評が載っている。
『アマゾン・ドット・コムの光と影』
横田増生
出版社:情報センタ−出版局
発行:2005年4月
ISBN:4795843422
ネット書店に潜入
2000年に日本上陸以降、赤字がささやかれる一方で、サービスを拡大し、驚異的に売り上げを伸ばしているらしいネット書店のアマゾン・ドット・コム。今まで本の流通を支配してきた大手取り次ぎは大口志向で、「雑誌と同じルートで新刊本を書店に送りつけ」「書店は書店で、本を置く場所がないから、少しでも動きの悪い本はどんどん返品」してきた。読者の嗜好(しこう)が無視されてきた中で、「顧客第一主義」をかかげ、「品揃(ぞろ)え」「利便性」「価格」を追求するアマゾンが販路を拡大していくのは当然の成り行きなのだ。
一方で、「社員が辞めた後まで守秘義務を遵守(じゅんしゅ)させるという異常なまでの秘密主義」の壁ゆえに、正確な業績データも、発注後24時間以内に発送し、1500円以上買い上げると送料が無料になる仕組みも、謎に包まれていた。
本書は、物流業界紙の元編集長が、アマゾンの配送センターにアルバイトとして潜入し、半年間、実際に作業員として働いた記録である。客の注文に応じて1分間に3冊の本を広大な倉庫の棚からピッキングするというノルマを黙々とこなしながら、時給900円、昇級も報奨も無し、突然の作業切り上げや時給カット、ほぼ強制的な残業にも不平を言わない、契約期間2ヵ月、労働組合無しの、ただただ機械の部品に成りきることを要求される職場。潜入記としては、1970年代初めに鎌田慧がトヨタに潜入して記した『自動車絶望工場』があるが、著者は、作業の細分化によって作業員が自分の労働の意義を失い、機械代わりに働く人間に求められる思考放棄などの共通点を見出すものの、「トヨタの工場が『絶望工場』たりえたのは、当時はまだそこに“希望”があったから」と見る。代用可能な労働力としていつでも切り捨てられるネット企業の現場には、もうそれもないと。
この地を這(は)う蟻(あり)の目線に加えて、アメリカの大学院で学び、今フランスに移住した著者には、空飛ぶ鷹(たか)の視野がある。次作が楽しみだ。
◇よこた・ますお=1965年、福岡県生まれ。
情報センター出版局 1600円
評者・米原 万里(作家)
(2005年6月6日 読売新聞)
さてこの本はアマゾンで買えるのだろうか。もちろん買う気はさらさらないが。