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雑音の中でも命令を認識 産総研の人間型ロボット
雑音の中でも、人の命令だけを認識する機能を人間型ロボットに組み込むことに成功したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が2日、発表した。実際の生活環境の中での人とロボットのコミュニケーションに道を開く技術だという。
同研究所が開発したロボット「HRP−2プロメテ」の頭部周辺に付けた8個の無指向性マイクロホンと頭部のカメラで人の位置などを検出、周囲の雑音と分離することで人の命令を認識する。
実演でこのロボットは、テレビの音が鳴り響く部屋で「右手を上げて」と命令されると、滑らかな動きで挙手をした。テレビのチャンネルを変えるなど家電の操作もできる。
聞き分けられる語彙(ごい)は約200語で、命令に従うまで1−2秒間のタイムラグがある。今後は人同士の会話とロボットへの命令を識別できるよう改善し、5年後の実用化を目指す。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050602/20050602a4820.html