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自分の経験では、首都圏の私鉄ではここが一番質が低いと感じてます。(^_^;)
http://www.zakzak.co.jp/(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_04/t2006041328.html
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小田急ロマンスカー雨漏り欠陥“売り物”展望席で
車掌がフキンと粘着テープで処置
ZAKZAK 2006/04/13
新宿−箱根湯本を結ぶ小田急電鉄の特急ロマンスカー=写真右=といえば、運転士ビューが楽しめる先頭車両の展望席が有名だ。1年前には約15年ぶりに新型展望車両も導入し、新イメージで再出発したばかりなのだが、その展望席で雨漏りが発生。車体からあふれ出る水に乗客は“避難”を余儀なくされ、車掌は必死に水を押さえる…という珍事の一部始終を本紙読者が激写した。小田急ご自慢の最新型ロマンスカーで一体、何が起きたのか−。
雨漏りがあったのは今月8日、箱根湯本発新宿行き上り特急「はこね14号」。定刻の午後零時49分、町田駅を出発して数分後のことだった。
「最前列から4番目の展望席に座っていた乗客の男性が、運行1周年記念乗車証を配ろうとしていた車掌を呼び止めた」と証言するのは、先頭車両後方に乗車していた鉄道好きの男性会社員(28)だ。
「車掌は急いでフキンを持ってきた。そして車両の壁と壁のすき間に挟んだ。目をこらして見ると、水が滴り落ちていた。車掌は丁寧に謝り、『後ろの車両に空席があります』と乗客1人を誘導した」
最新型ロマンスカー(写真右上)で雨漏り…。慌てて対応する車掌(同上)は、フキンをテープで固定したり(同中)、隙間に突っ込んだり(同下)したが結局、乗客は“避難”を余儀なくされた=8日午後
その後、車掌はコーヒーを運んでいた客室乗務員と協力して粘着テープでフキンを固定した。水はすき間ではなく、天井の方から壁を伝っていた。車掌は「雨漏りじゃないと思いますけど」と話していたが、走行時、外ではやや強い雨が降っていたという。
目撃した男性によると、車内に混乱はなく、運行も支障はなかったが「珍しいので携帯電話のカメラで写真を撮る乗客もいたほどだった」と証言する。
雨漏りが生じた車両は昨年3月19日に運行を開始したばかりの小田急ロマンスカー最新車種、50000形VSE(ヴォールトスーパーエクスプレス)。日本車輌製造(名古屋市)が平成16年に製造したもので、各種の最新技術が導入されているが、特徴的なのが展望席の存在だ。
小田急では昭和30年代後半から運転席を2階に上げ、1階の客席を前面に押し出し、展望をよくした車両をロマンスカー用に投入。当時から鉄道少年たちに「一度は展望席に座ってみたい」と夢を抱かせた。
その展望席を持つ車両も昭和62年に登場した10000形を最後に開発がストップしていたが、VSEでは伝統の展望席を復活。「最前列の展望席は乗車2カ月前に設定された予約開始と同時に売り切れる」(関係者)ほどのプラチナチケットになっている。
そんなVSEの雨漏り発生…。小田急広報部は「雨漏りでした」とあっさり事実を認めた。
「2階運転席の非常脱出用扉のすき間から雨水が入ってきた。点検したところ、扉と車体の間に接点の不具合があった。列車は新宿に到着後、点検したが雨がやみ、天気予報も晴れだったのでそのまま運行を続け、夜に車両基地で修理した」(同)
小田急はVSEを2編成保有しており、今回の一件から、すでに展望席のある車両のすべてに雨漏り対策の補修を完了したという。
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