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神戸市の「影の市長」、「ドン」と言われる村岡功・神戸市議(自民党)が、汚職で逮捕された。神戸市の市議会議員の手が後ろに回るのは、戦後初めてのことである。
村岡市議は、神戸市を支配する「ドン」として、この人物が首を縦に振らないとなにも動かないと言われた人物である。しかし、その実態は極めてやくざ的で、98年、神戸空港の住民投票を巡る動きでは、「死人にでも署名させたのだろう」とまで暴言を吐き、条例否決後、市民に「悔しかったら議員バッジをつけて来い」とまで言い放った、とんでもない人物である。
この村岡市議の逮捕で、神戸市は大揺れに揺れている。今まで、市民の言うことを無視してゴリ押ししてきた神戸市が、先日の旅行券違法判決に続き、自民党に汚職で逮捕者が出たことで、ファッショ的な神戸市の姿勢に変化が出ている。
この逮捕は、「神戸市株式会社」の、終わりの始まりである。