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□なぜ!?福井県「何でもナンバー1」の秘密 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1795677/detail
なぜ!?福井県「何でもナンバー1」の秘密
景気が上向いているとはいえ、まだ完全失業率の全国平均は4.5%。そんな中、ダントツに失業率が低いのが福井県だ。2年連続トップで、04年は3.0%、05年は2.7%。最も高い沖縄県とは5.2ポイントの大差をつけた。
「福井県は機械、眼鏡など製造業の比率が高く、専門性や職人技を要求されるので、離転職者が少ないのです。かれこれ10年以上前から全国トップ10から漏れたことはありません。03年は不況で8位になったが、西川一誠知事が1万5000人の雇用創出プランを掲げ、東京や大阪から積極的に企業を誘致した。それが2年連続トップになった理由かもしれません」(福井県労働政策課)
福井県といえば「越前ガニ」くらいしか知らない人も多いだろうが、実は低失業率の他にも自慢できるものがある。
1世帯あたりの貯蓄残高は1963万円で全国トップ。社長輩出数の多さ、犯罪(粗暴犯)の少なさも全国1位だ。平均寿命は男女とも2位である。
“県民性”に詳しいナンバーワン戦略研究所の矢野新一氏が言う。
「福井県は田畑が狭いので絹織物が盛んで、昔から女性が働いてきました。今でも共働き比率は全国一。隣近所が夫婦で働いているのに、家でゴロゴロしているのも気まずいから全体的に失業率は低くなるのではないか。マジメに働くからカネが貯まるし、犯罪も少なくなる。また福井県は焼酎の消費量が全国で最も少ない。一般的に焼酎好きは『熱しやすく冷めやすい』といわれます。福井県民はその逆。粘り強い気質の人が多いのでしょう」
ちなみに焼酎消費量の日本一は宮崎県である。
【2006年3月20日掲載】
2006年03月23日10時00分