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http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060212k0000m040063000c.html
オウム真理教(アーレフに改称)の施設「サティアン」があった山梨県上九一色村(人口1601人)で11日、閉村式があった。全国初となる分村合併で3月1日、教団施設のあった富士ケ嶺地区など南部が富士河口湖町に、役場のある北部は甲府市に編入され、「上九一色」の名前が消える。小林実(まこと)村長は教団撤退を求めた活動について「村民が協力して闘った忘れられない事件だ」と振り返り、出席した村民ら約250人は約117年の村の歴史をしのんだ。
教団が村に進出したのは89年8月。異臭や汚水の垂れ流しなどで、住民は対策協議会を作り撤退を求めた。教団代表だった松本智津夫(麻原彰晃)被告は95年に逮捕され、多い時で約800人いた信者は98年12月までに退去し、施設もすべて撤去された。
当時、富士ケ嶺地区オウム真理教対策副委員長を務めた竹内精一さん(77)は閉村式後、「教団を追い出した胸を張れる歴史だ」と感慨深く話した。【吉見裕都】
毎日新聞 2006年2月11日 19時17分