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http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=1#2006012816
百済王族の伝説を伝える美郷町南郷区・神門神社と木城町・比木神社の「師走祭り」は27日、始まった。初日は同区の神門神社前で「迎え火」がたかれ、冬の夜空を焦がした。
約1300年前に朝鮮半島国家の百済が滅亡した際、王族が日本へ亡命。途中で船が遭難し、父・禎嘉(ていか)王は日向市の海岸に漂着、同区へ逃れた。長男・福智(ふくち)王は高鍋町に漂着し、木城町にたどり着いたとされる。
祭りは年1回の親子の再会を再現。初日は比木神社の宮司らが福智王のご神体を日向市、東郷町を経て神門神社まで運んだ。夕刻、同神社近くにご神体が到着すると、スギの葉で作られた高さ約5メートルのやぐら27基に迎え火が入れられ、舞い上がった火の粉が見物客を照らした。
28日は同神社で神事や神楽、最終日の29日は別れを惜しむ儀式の後、ご神体は比木神社へ帰る。