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「聖天さん」の名で親しまれている京都府大山崎町大山崎の観音寺(井上亮淳住職)で16日、恒例の「福ぜんざい接待」が行われた。訪れた参拝者や登山客らは甘いぜんざいを味わい、今年1年の無病息災を願った。
同寺は毎年、豊作などを願って供えられた小豆と鏡もちを使ってぜんざいを作り、参拝客らに無料で振る舞っている。毎年300人ほどが訪れるといい、今年はもちと小豆をそれぞれ約20キロずつ用意した。
境内の休憩所では、午前8時ごろから、近くに住む女性らが細かく切ったもちを昔ながらのしちりんと炭火で焼き、接待の準備に取りかかった。天気にも恵まれ、午前10時過ぎには、親子連れや登山客の団体が列をつくるなど、大勢の人でにぎわった。訪れた人たちは「甘くておいしい」「体が温まる」と話しながら、白い湯気が立ち上がるぜんざいをほお張っていた。
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振る舞われたぜんざいを味わう参拝客ら(大山崎町・観音寺)