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鳥取県は13日、美術思想家岡倉天心らが国宝調査のため1903(明治36)年に鳥取、島根、山口の3県を旅した際の日記を分析した結果、国宝の三徳山三仏寺(みとくさん・さんぶつじ)の投入堂(なげいれどう)が当時、朱色に塗られていた可能性があることが分かったと発表した。
投入堂は修験道の開祖役行者(えんのぎょうじゃ)が706年に開いたとされている。1913−14(大正2−3)年に修復した現在の投入堂は白木造りで、質素な修験道の寺として修復前から同様の姿だったと考えられていたが、通説が覆る可能性もあるという。
旅行に加わった漆芸家六角紫水の孫、六角鬼丈東京芸大教授(建築科)が所有する日記の写しを、鳥取県倉吉市の建築家生田昭夫さんが入手。天心らが同県滞在中だった3−4月の記録を、県の県史編さん室に勤務する職員が解読した。
(共同通信) - 1月13日22時36分更新