★阿修羅♪ > 地域9 > 283.html
 ★阿修羅♪
国史跡:前方後円墳形成に影響、桜井・纒向古墳群を指定へ−文化審答申/奈良(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0505/ishihara9/msg/283.html
投稿者 シジミ 日時 2005 年 11 月 19 日 22:49:21: eWn45SEFYZ1R.
 

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20051119ddlk29040621000c.html

 ◇3世紀前半〜中葉、弥生の墳丘墓説も

 古代国家の形成過程を知る上で貴重な遺跡−−。文化審議会は18日、桜井市の纒向(まきむく)古墳群(3世紀前半〜中葉)を国の史跡に指定するよう文部科学相に答申した。同古墳群は五つの古墳から成っているが、今回は、纒向石塚古墳とホケノ山古墳の二つが対象。県教委は残る纒向勝山、纒向矢塚、東田大塚の3古墳の追加指定も目指す。今回の指定で、県内の国史跡は116件になる。

 同古墳群は、初期大和政権が成立したとされる奈良盆地東南部にある。墳丘は全長100メートル前後の前方後円形で、前方部の高さが低い点が特徴。こうした形状を持つ古墳は関東から九州にかけて見られるが、その中でも同古墳群の古墳は規模が大きい。後の時代に定型化された前方後円墳に影響を与えたが、異なる遺物や遺構のため、弥生時代の終末期の墳丘墓とする見解もある。

 纒向石塚古墳(桜井市太田)は全長96メートル、前方部の長さ32メートル。3世紀前半の築造とされ、周溝から農具、土木具、祭祀具、建築部材などが出土した。また、ホケノ山古墳(同市箸中)は全長80メートル、前方部の長さ25メートル。3世紀中ごろの築造とされ、ひつぎを納める木製の小部屋(木槨(もっかく))の周囲に、石を積み上げる珍しい構造の埋葬施設が特徴。画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)や鉄製武器などが副葬されていた。【大森顕浩】

毎日新聞 2005年11月19日

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 地域9掲示板



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。