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原市小学校の体育館に現れた「ザ・ライスマン」=上尾市原市
埼玉新聞からhttp://www.saitama-np.co.jp/news11/03/28l.htmより引用
2005年11月3日(木)
米穀戦隊コメレンジャーも登場
上尾原市で元気フェス
上尾市原市地区内の親睦を深める「元気フェスタ原市」がこのほど、原市小学校で開かれた。地域の各団体による模擬店や舞台ショーなど楽しんだ。子どもに米の大切さを伝えようと、米穀戦隊コメレンジャー「ザ・ライスマン」もやって来た。
ライスマンは、米の大切さ、粘り強く米を作る農家の素晴らしさを伝える正義の味方。ライスレッド「コシヒカリ」、ブルー「ニホンバレ」、グリーン「ササニシキ」、イエロー「ヒトメボレ」、ピンク「アキタコマチ」の五人のヒーローだ。
「お米ちゃん」と「ご飯くん」が、子どもたちに米作りの一年を説明していると突然、悪のボスが出現。子どもたちが助けを呼ぶとライスマンが登場、悪をやっつけた。最後に「ご飯大好き、お米が一番」と、みんなで叫んだ。
ライスマンは、イベント会社「トリック・スター社」(東京都新宿区)が企画。日本の食糧自給率を高め、食育教育も進めようと、同社が四年前に立ち上げたプロジェクトから生まれた。
演出の杉浦正士さん(58)は「食糧自給率が低下し、外国頼りの食生活の現状に危機感を持った」と話す。
ライスマン役は、いずれも高い技量をもった新体操選手が扮(ふん)し、新体操の普及も目的。二〇〇〇年全日本男子新体操選手権個人総合優勝のレッド役、山田小太郎さん(28)は「子どもたちに新体操を広めながら、ライスマンとして新体操では表現できない部分を、僕らも勉強していきたい」と意気込む。
一歳の孫とライスマンを見た上尾市瓦葺の女性(71)は「ヒーローショーで、ご飯の大切さを教わるのも楽しくて、わかりやすい」と興奮していた。