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勇壮なケベスとトウバの格闘(国見町の岩倉社)
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2004=10=15=176406=chokan
起源や由来が一切不明の謎めいた火祭り「ケベス祭り」(国選択無形民俗文化財)が十四日夜、国見町櫛来の岩倉社であった。大勢の参拝者が訪れ、神秘的な祭りを堪能した。
古い奇妙な面を着けた「ケベス」と、白装束の「トウバ」が格闘し、トウバが浴びせる火の粉をかぶると無病息災がかなうとされている。
辺りが暗くなり始めたころ、境内に高く積まれたシダの山に点火。燃え盛る炎の前で、ケベスとトウバたちが列になって円を描くように練った。
突然、ケベスが列を離れて炎に突進。それを押し戻し炎を守るトウバとの格闘が始まった。何度も格闘を繰り返し、ケベスが炎に飛び込むと、トウバも一緒になって燃えるシダの束を棒に差して暴れ回った。
ケベスらは、火の粉を参拝者に浴びせ、境内は舞い散る火の粉と悲鳴に包まれた。
[2004年10月15日08:53]