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08/06 17:50 119番受理の統合推進 消防司令、原則1県1カ所 災害対応強
総務省消防庁は六日、各市町村の消防本部ごとに設置され、一一
九番を受理している消防司令センターを原則的に各都道府県一カ所
に統合し、市町村による共同運用を推進することを決めた。
通報を一カ所に集中させることで、大規模災害や連続火災などに
近隣からの応援部隊がすぐに出動できるようにするなど対応強化が
狙い。受信施設の拡充により尼崎JR脱線事故のような一一九番の
殺到にも余裕を持って処理できるようになる。
ただ、市町村の費用分担や各消防独自の指令ルール統一化などの
問題から各消防には消極的な声もあり、消防庁は「あくまで望まし
い形」として、各都道府県が市町村と十分協議して、二〇〇六年度
中に整備計画を策定するよう求めている。
消防本部は、都道府県単位の警察本部とは異なり、各市町村か複
数の市町村でつくる広域事務組合により運営されている。火災や急
病時に一一九番すると最寄りの消防本部にある司令センターにつな
がり、無線で必要な消防車や救急車の出動を指示している。
このうち、無線については電波法関係審査基準の改正により、全
消防が一六年までにデジタル波に移行する。消防庁は新たな整備コ
スト削減のため、離島などを除き、原則としてデジタル波無線の無
人基地局を各都道府県単位で設置、運用することを求めている。
消防庁はこれを契機に司令センターも可能な限り広域での共同運
用を進めることにした。
20050806 1810
[2005-08-06-17:50]