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http://www.nara-shimbun.com/n_arc/050713/arc050713a.shtml
女王・卑弥呼の墓といわれる桜井市の箸墓古墳など、古墳時代初頭に造られた3つの古墳が、築造後50―100年ほどで荒れ放題となり、水をたたえていた周濠(しゅうごう)も6世紀ごろまでに埋められたことが、奈良教育大学の金原正明助教授(環境考古学)の分析で明らかになった。浚渫(しゅんせつ)や樹木の伐採は行われなかったとみられ、古墳に対する意識をうかがわせる資料となりそうだ。
金原さんらは、三輪山の西側に点在する箸墓古墳(3世紀中ごろ―後半)と纒向石塚古墳(3世紀前半)、東田大塚古墳(3世紀後半)の3基について、発掘調査で出土した周濠の堆積(たいせき)物を分析。今月9日から北海道で開かれた日本文化財科学会の大会で発表した。
(2005.7.13 奈良新聞)