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宮城県加美町の壇の越遺跡で、9世紀後半ごろ(平安時代前期)の住居跡から「黒龍」「白龍」「赤龍」などの文字が書かれた漆紙文書が宮城県教育委員会の調査で出土していたことが18日、分かった。県教委は「古代占術の陰陽道(おんみょうどう)の儀式が営まれたことを示唆する東北初の出土例」としている。
県教委によると、漆紙文書は、公文書などが漆を入れる器のふたとして再利用され、漆の成分の影響で腐敗せずに残った物。今回の文書は直径約20センチの漆おけに使われたとみられ、竪穴住居の床面から、バラバラの状態で出土した。
肉眼では文字が判読できないため、紙を接合し、赤外線カメラで調査したところ、3色の「龍」や「黄」「神」「神祠」「罪」などの字が確認された。
(2005/06/18 17:21)