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http://www.asahi.com/politics/update/0611/002.html
石原知事、3選に「意欲満々」 でも「ケ・セラ・セラ」
2005年06月11日00時18分
東京都の石原慎太郎知事は10日の記者会見で、3選への意欲を問われ、「意欲満々ですぞ」と答えた。浜渦武生副知事の更迭問題に関連し、都政への意欲が失われたのではないかと指摘する報道を打ち消した形だ。しかし最後は、「先のことは分からぬね。ケ・セラ・セラ(なるようになるさ)だよ」。
石原知事は、4月にスタートした新銀行東京や首都大学東京、さらに治安や防災対策などをあげて、「残された任期でみとりきれるかどうかの問題もある」と語った。
また、今秋にも実施される見通しの衆院東京4区補選に出て、国政復帰するのではないかとの質問には、「まったくない」と全面否定した。
一方、民主党の菅直人・前代表が次期都知事選に立候補するのではないかとの見方には、「彼は出る気あると思うね。私が出なかったら、彼は出ていたと思う。意欲満々だと思います」と語った。
知事は、前夜に涙を流しながら副知事と語り合ったことを明かす一方、「これほどよく働いてくれた副知事はいない。真実は誰にも分らない。これを知ったら小説が書けるだろう」などと暗に副知事をかばい、知事の引責辞任をも迫る新聞記事に「辞めるつもりはない」と語気を荒げた。
これに対してメディア側からはM紙の記者が、「あの記事は自分が書いた」と公表、知事の「(お前は)ブンヤか」発言にも「新聞記者だ」と応酬、「(真実を)知っている」と切り返した。知事は不快感を剥き出しにして、「(お前は)トロッコかキシャか」などとやり返し、会見を終えた。
驚いたことの一つは知事の下品さだ。その比喩はとても純文学の作家とは思えない。三島由紀夫の自決を「自己の肉体の衰えに耐えられなかったから」という程度にしか理解できず、文学的には三島に敗れたことを認めたがらないのは許せるとしても、市民相手の暴言は看過できない。
2つ目は、わが国のメディアにもまだまだ骨のある記者がいることが分ったという点だ。私の地元にも全国紙の支局がたくさんあるが、そのほとんどが雑報集団であり、当局の発表請負機関に堕している。問題を主体的に捉えようとせず、情報を提供しても、「警察が動けばその事実を書く」と涼しい顔をしている。
だが、M紙の記者はジャーナリストとしての主張をはっきり持っているし、権力に屈しない反骨精神が感じられて爽快だ。今度の問題の真実をぜひJanJanで明らかにしてほしい。
(大窪興亜)
[8398] 『記者の目』は節穴かそれとも・・・ 名前:真田孝高
日時:2005/06/07 23:23
知事・副知事の横暴を暴くのも結構だが、税金の不正利用はもっと重大問題だ。
週刊誌報道によると、この問題の本質は福祉総合学院に対する不明朗な支出にあるらしい。議会与党議員と都庁幹部が共謀して、税金を不正に支出しているという疑惑だ。
それが事実なら許しがたい事である。
報道では、その不正を追求しようとした副知事を、都庁記者クラブの記者を抱きこんで罠に嵌めたとある。
これが事実なら、都議、都庁幹部、記者クラブ記者が共謀して疑惑隠しに奔走したわけだ。
田中康夫氏が指摘するように、報道記者たるもの不正の有無こそ徹底取材すべきではないか。
今の報道はとても都民の側に立った報道とはいえまい。最近のM紙はやたらと、知事批判の都庁職員コメントが出てくるが、スタンスが何かおかしい。
【ネオファイト注:石原自身が不正に税を食いつぶしています。http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/942.html】