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(回答先: 神奈川県小選挙区で投票総数の操作が行われた可能性はないか?前回投票率との差が各開票区で奇妙に一致! 投稿者 馬場英治 日時 2005 年 9 月 16 日 15:03:34)
愚民党さん,ご協力ありがとうございます.
まだ決め手には欠けますが,感触はかなり強まっています.
私は,どっちださんに紹介して頂いた神奈川県選管23:30現在確定の投票速報をチェックしてみました.(http://exodus.exblog.jp/966393#966393_1) この資料で見ると,ほとんどすべての開票区で前回投票率と今回投票率の差異は10±2という狭いレンジに落ちています.
shigezo69さん(http://shigezo69.exblog.jp/)は東京都選管の分を調べてくれました.(参照:上記リンクのコメント)それによると東京都の場合は神奈川よりもっと偏りは著しく,ほとんどすべての選挙区で7.25%±1.25%の範囲に入っているようです.(例外は,東京10区の差異10.28%と同18区の5.66%)この2つの資料から推理される結論は次のいずれかです.
@おおむね投票率の差異は全国的にこのように狭い範囲に集中する傾向がある.
A東京・神奈川は特異ケースであり,作為的な操作による事象である疑いがある.
これだけではまだいずれとも判定できませんが,クエスチョンさんがもう一つの事例を調査してくれました.(http://www.kncn.net/blog/?itemid=400) 広島県選管の資料です.このデータは小選挙区単位で計算されていますが,傾向を見ると東京・神奈川よりかなりばらつきが広くなっているようです.広島県選管の場合,小選挙区の平均投票率は68.44%,前回が58.58%なので差分は9.86%です.10%からの乖離を見ると最大が広島3区で差分が11.63%で+1.63%,最小は広島5区で差分が6.36%,乖離は−3.64%とかなり大きくなっています.開票区単位でチェックすれば,おそらく乖離はもっと広がるものと思われます.
クエスチョンさんの示された第3の資料から類推すると,@が排除される可能性はかなり確実であるように見えてきました.もし,そのことが本当に言えるとすれば結論はAしかないことになります.つまり,東京・神奈川のデータを疑う合理性は十分あるということになります.米国の大統領選挙の疑惑選挙区となったオハイオ州はブッシュ大統領の弟が州知事をやっていたという事情がありますが,我々が神奈川・東京都を特別視しているのは,神奈川が小泉首相の地盤であり,東京都は石原都知事が押さえているというファクタを無視できないと考えているからです.まだ確定的な結論を出すのには材料が不足しています.もう少し資料を探して調査を煮詰める必要があります.