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朝からチャンネルを追いながら、党首討論番組を見ていて感じるのは「民主党」の岡田党首は駄目だ。と言う感想である。相手が主張されている時でも叫き続けている割に主張に全く期待ができないのである。
「労働組合がなんと言っても、関係ない」と言う意見に集約されるのは、他人の意見は聞く気はないという事である。「連合」と「民主」は違うというのは当然として、労働者を敵に回して政権を奪取するには「経済界」と協力関係を結ぶしかない、それは自民党の方が長けている。
民主党の主張は「改革という美句に惑わされて、本質を見誤っている」と言う部分が大きなウェートを占めてしまっている。もっと「庶民・労働者の立場に立って政策を組み立てなければ、小泉改革以上に『人間味のない冷血改革』になる」事をもっと認識して貰わなければ、絶対に国民的な支持は得られない。自民党と同じ方向性では『勝てる可能性』が無いのである。(勝つためには大きなスキャンダル的な物があるか、完全な失点があって、民主党への追い風が無い限りは勝てる要素が無いと言う事である)
民主党が「言葉としての改革」を支持してしまった事が今日の「自民党に有利な状況」を作り出してしまった。その辺の分析をし、大至急「方針の変更をしなければ」民主党は衰退するしかない。もし、執行部が「頑固で馬鹿ならば」、今からでも県、地方のニーズに合わせ「個人の政治信条を訴える手法」に切り替えるべきである。
「一内閣、一仕事で良いので年金改革は俺の仕事ではない」
小泉氏はそう叫んで、自分に過密労働を押し付けるなという主旨の発言を行った。
そのように「自分の労働条件に対する主張をする人」が「公務員はリストラするのが当然」で「それこそが改革」というのは、どうなのだろうか?
しかも、今日の党首討論番組を通じて「郵政民営化をすれば、どのような良い事があるのか?」については、ほとんど説明がされていない。
唯一「コンビニ機能を付ける事で便利になる」と神崎氏が発言されたが、回りから袋叩き状態で沈黙させられた。流石に「無知な人達を説得するために作られた詭弁」では、コメンティターを騙すことは出来ないようである。(笑)
全体的には新党日本の田中氏の主張が一番筋が通っている。日本国民が全体的に「本当の意味の改革」と言う物を考える必要がある。
「小さすぎる政府」を国民が望んでいるわけではない。「小さければ小さいほど良い政府」ではないのである。亀井氏が選挙前に良く主張していたように「必要な改革と必要のない改革を見極め、必要な改革はやる。というメリハリのある政治」こそ重要なのである。
社民党と共産党には「財源問題がある」とのイメージもあるが、バブル期よりも大きな余剰資金を大企業が握っている事は正しいのだろうと思う。
「効率化を行って、やっとの事で、そうなった」という意見もあるが、一番苦労したのは現場の労働者であって、経営陣は「ああしろ、こうしろ」と指示しただけだろうとも思う。このあたりが「コメンティター」の意識なのだろうとも思う。
荒井議員がスポンサーには逆らえないマスコミに少し触れていた。が、マスコミ・コメンティターは「結局は貧しい庶民労働層の苦しみは理解できない」のだろうと思う。
そう言った階層から「適切に税金を納めて貰う税制」が必要なのだろうと思う。