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ブッシュ米大統領 イラク駐留、正当性強調するが…「死者1800人超」に苦悩も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000013-san-int
【ワシントン=有元隆志】ブッシュ米大統領は二十三日、滞在先のアイダホ州で記者団に対し、イラクからの米軍撤退を求める声が国内から出ていることについて「米国を弱めるだけだ」と反論した。大統領はイラク駐留の正当性を一貫して主張している。一方で、死亡した兵士の家族との面会では涙ぐむこともあるといい、千八百人を超える死者が出ている事態に、軍最高司令官としての苦悩をにじませている。
ブッシュ大統領が八月の間、滞在しているテキサス州クロフォードの私邸近くには、息子がイラクで戦死したカリフォルニア州在住のシンディ・シーハンさんが米軍撤退を求める運動を続け、米メディアは連日のように大きくとりあげた。
大統領はこの日の記者団とのやりとりで、シーハンさんと面会しない理由を聞かれ、「(昨年)私は彼女とは会った。抗議する権利は尊重するが、彼女は私が会った多くの家族の考えを代表していない」と述べた。
十五日発売の米誌ニューズウィークによると、大統領はこれまでイラク、アフガニスタンで戦闘などで死亡した約二百七十人の兵士の家族約九百人と面会した。大統領との面会を拒否する家族もいるが、面会した多くの家族が、イラク政策を継続するよう大統領を励ましたという。シーハンさんの親族の一人も彼女の活動を支持しない声明を出している。
大統領は家族との面会の際のマスコミ取材を認めていないが、同誌によると、家族たちは大統領の多情多感さと誠実さに驚かされたと話している。大統領は時に家族と抱き合い、時に涙を流しながら、子供の教育問題など家族が抱くさまざまな不満にも耳を傾けているという。
大統領は昨年夏のフロリダ州での面会で、「私はあなたたちのように家族の一員らを失っていない。しかし、私は自分の下した決定について毎日苦悩している」と述べ、「お気の毒に、本当にお気の毒に」と言いながら部屋を後にした。
大統領は二十三日、記者団に「これからも家族と会い続けるだろう」と語った。
(産経新聞) - 8月25日3時2分更新
・・読者の洞察力が試される類の記事であるということだけは、申し上げておきます。