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(回答先: それって「とても怖い!」 投稿者 膝枕 日時 2005 年 8 月 22 日 13:08:55)
あくまで一例ですが、PNRについて。
PNR(パッセンジャー・ネーム・レコード)と言うのですが、これは上記のICチップを先取りしたようなシステムです。
例えば膝枕さんが、どっかド田舎のド三流旅行代理店で国際線の飛行機の予約を入れたとする。
するとその予約(PNR)には、「航空会社にとって必要な、膝枕さんについての全ての情報」が書き込まれ、瞬時に地球の反対側にある端末からでも閲覧できる。
痩せてるとか太っているとか、もしくは「右目の1センチ下にホクロあり」なんてことを書き込むことも可能です。
もちろん、「航空会社が、業務遂行上必要な情報」として使っている限りは、問題ありませんが。
怖いなと思うのは、「ハイ・プロファイル」
これはぶっちゃけて言えば「危険人物情報」で、その筋のプロの人間によって常にモニターされている。
どういう乗客が「ハイ・プロファイル」なのか、ここでは言えませんが、航空会社はこういった危険人物情報を、まず絶対に見落とさない。
余談になりますが、航空会社はどうやって、星の数もある乗客情報をハンドルしているのか?
PNRには、通称ロケーターNo.という、数字とアルファベットで構成されるリファレンスがついて、このロケーターをPCに打ち込むと、そのPNRがPC画面に現れる。
これさえわかれば、その予約のオーナー(通常、その乗客が乗る最初の航空会社)であれば、世界中どこの端末からでも、その乗客のPNRを閲覧できる。
PNRは情報別の項目に、数字を割り当てる。
例えば1フィールドには名前、2フィールドには住所と電話番号、3フィールドには旅程といったように。
100フィールド、200フィールドと、任意に情報項目を増やしていくことも可能です。
情報検索には、アブレビエーションと呼ばれる略語が使われる。
例えば菜食主義者が機内食にベジタリアン・ミールを注文したとすると、予約の段階で“特注食”項目を書き込む4フィールドに、VGMLと書き込まれる。
コーシャミールであればKSML、また車椅子を頼んだ乗客であれば、5フィールドにWCHRとか・・。
そしてそれを検索する時は、例えばデラシネ航空DR013便において車椅子を頼んだ乗客全員を検索する場合、DA013VGMLとでも打ち込めば、ズラっとその全員のPNRが出てくる。
こんな簡単な方法でも、数百万数千万単位の人間をモニターすることが可能。
コンピューターって凄いなと思うと同時に、ちょっと背筋が寒くなります。
世界中のありとあらゆるデータが、互換性を有したとすると・・(怖)
DNA情報は、54フイールドとか・・(怖)