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亀井静香氏の刺客として広島6区より出馬する事になった堀江氏だが、本日は各局で「ホリエモンVS亀井静香」の討論がされた。
それを見ていて思った事がある。
堀江氏の意見を要約すると
「政権抗争で改革を止める訳にはいかないので、我々も選挙に参加しなければと思った」と言う事である。
つまり、今回の反対派の「投票行動は政権抗争の手段であった」と言う意見である。
「はあ?」と言うのが実感である。
確かに、反対票を投じた議員の中には「小泉氏が嫌い」と言う理由で投じた人もいるかもしれない。
しかし、大部分の人は「個人の政治信条に従って反対票を投じた」のだろうとKは思う。
思うとは書いたが、政治家レベルなら「既得権益や政権抗争」と「党の非主流派になる事」の損得勘定などできる。
最後の最後には「私はこれだけ頑張った」との言い訳と共に「賛成票を投ずる」のが利口なやり方であることくらい知っている。
今回の場合ならば「地域の要望」とか「自民党県連の要請」「特定局長会の依頼」とか「地方議会の決議」などを判断した上で「反対するのが正しい」として「信念に従って反対票を投じた」である。
そのような場合は打算ではなく、正しい行いだと信じていた。と言う事だろう。
「既得権益」とか「政権抗争」などという低次元の争いからの投票ではない。
例えば、亀井静香氏は前回選挙では「僅差の勝利であり、党推薦が外されるようなことがあれば限りなく危ない」と本人もサンデープロジェクトで発言されていたし、週刊誌などでも予想している。
「議員であることより、国民生活の方が大切でしょう。」との主旨の発言もされていた。
それが、嘘だと思うのは勝手ではあるが、そう思う人は「本人が日頃、打算でしか行動しない」から「他人も打算でしか行動しない」と思うのだろうと思う。
人間は誰でも「自分の行動パターン」を元に「相手の行動パターン」を推理する。「金集めにしか興味のない人」には「他人の銭金に関係ない行動」というのは「想像できないし、分からない」のだろうと思う。
そう考えれば、ここに来て急激に上昇した「郵政民営化に賛成」という世論も納得がいく「郵政反対派は金儲けの為に反対している」という「自分の行動原理の合わせ鏡の分析」が根底にある。と言う事である。
小泉氏はバカだが「金への執着心はない(だろう)」と言う判断があり、反対派こそ非国民という発想である。
勿論、堀江氏のような考えの人ばかりではないだろうと思うが、若者を中心に相当数の人が「小泉氏は正しく、反対派が悪人」と思い込んでいるのだろうと思う。
国民にはバカが増殖している。これは、鳥インフルエンザよりも質が悪い減少かもしれない。
少し考えれば「今小泉氏が進めているのは変革であり、改革とは限らない」と言う事は分かるはずである。