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(回答先: 考察と考察ならぬ執念と執念。現実の国会でもいまや議論は果たし合い。議論したい 投稿者 たかす 日時 2005 年 8 月 07 日 00:17:47)
殺されてもいいんだ、とは?
ポチは明らかに何かにおびえている。権力者同士の血みどろの戦いが水面下で展開されていることは十分推察できる。つまり、明らかにある勢力の魔の手が小泉に迫っていることを物語っている。
その勢力とは?
ポチを用済み犬として見限ったことは確実。自民党政治家の裏で糸を引くのはブルジョワジー。この場合、郵政民営化問題は見限りのダシでしかない。ブッシュのチュウケンぶり丸出しのポチ公の言動は近隣諸国を刺激するヤスクニサンパイ、教科書改訂、と日米同盟の強化。
中国・韓国は日本の軍事力強化に対しては格別神経をとがらせており、それがヤスクニ・教科書問題で反日の様相を強めた。このことを受けていま進行しているのが中国人や韓国人に対する排外主義的な差別的言辞であろう。
日米軍事同盟の強化はロシア・中国・韓国の結束を強める結果となっている。これは中国を新植民地主義的経済侵略の主要ターゲットとする日本ブルジョワジーにとってもマイナスう要因である。あまりに露骨な日米同盟の強化は日本ブルジョワジーの経済的土台を根底から覆す恐れがでてきた。
そのためにこそ、ポチは用なし犬となったのだろう。
また、イラク侵略についても、WMDなど存在しなかったのにアメリカの言うがままに侵略に手を染めてしまったことは、米英の謀略に加担したわけで、時が経つにつれ事実が明らかになるにつれ、世界中から非難され、結果として友邦同盟諸国が次々とイラクから軍を撤退させつつある。友邦同盟軍はイラク国民から見れば侵略者でしかない。
こうしてアメリカの威信が地に堕ちているにもかかわらずなおかつイラクにとどまり続けるならば、これも日本型グローバリズムを展開している日本ブルジョワジーにとっては、不都合なのだろう。イギリスのブレアでさえイラク撤兵を語っているまさにそのときにだ。G8ではイタリアさえ9月に300名撤兵を宣言。そうはさせじとブッシュがロンドンの謀略テロで「テロとの闘い」を絶叫してみせてもすでにWMDの嘘で同盟国はシラケテしまっている。にもかかわらずポチがタカ派ぶって見せてもすでにイラク情勢は日本ブルジョワジーにとってはうまみなく不利。撤兵の機会さえ失いかねない状態だ。もはやイラクに駐留し続ける大義名分がない。
そこでクビのスゲカエが必要になってきた。
トラの威を借るキツネじゃもうやってゆけなくなったのだろう。
このような情勢を理解したポチが、自分の利用価値はもはや終焉したことに気づいたのだ。「殺されてもいい」という表現はこのことを端的に表すもの。日本ブルジョワジーにとってはなにもかもアメリカに明け渡されては困るのだろう。
澎湃と巻き起こる反ポチの声が次第に大きくなってきた。この黒幕は郵政をめぐる単なる権力者同士の争いではない。深層に日本支配階級のドロドロとした確かな流れがあると思う。
ま、ポチがいずれにしろ驚くべき売国奴であったことは確かだ。