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茨城・栃木の県境の中世と小栗判官
愚民党さん、レスが遅れてすまねなっす。おら頭が悪いもんで、あっちゃこっちゃネットさ目をやるとつい、こう最後まで見てすまうもんで時間がかかんだ。
現代の上部構造における角逐は、政治謀略と暗殺を含めて、自民党内「うちゲバ」となりつつあるだが、亀井先生も警察官僚あがりの族だでや。正義対非正義の戦いなんて単純には見れねえ。
長岡氏は元農林省官僚だから農林族だ。農林族の政治感覚はどっつかいうと血なまぐさい、こないだのムネオみてな官僚ば巻き込んだ政争には疎い。この省はだいたいが権謀術数は無縁だからどっつかと言うと省庁の中でも縦割りの人間主義、村社会。お役人さあへの農民の陳情に対しては、だいたい、ビールをがんがん飲んでからまくしたてるやりかたが通じたところ。ふんで、なにかうまいエサを百姓さ与えてやると、ゴルフの接待がつく。へそ下の話は、ノーパンしゃぶしゃぶ大蔵省みてなのと比べると意外と少ねえとこだべす。
ま、それが議員さまとなるとまた話が違うし、血みどろの争いさなると現実感覚が弱い。同じ族の井上某(おらの選挙区だ)のボケ(現実からのズレ)ば見ればわがるべ。謀略(それ自体CIA秘伝のやりくち)に長けた亀井一派と国家権力ばほしいままにする純粋なるブッシュのしもべポチとの水面下の戦いは、こりゃすさまじかろ。んだからなんでもありの様相だ。だいたいむがすの「内ゲバ」あんつうのも権力の演出(謀略)だかんね。
ここでひとつ常陸の国さついて、もうすこし中世さ目ばあてて見んべす。
北坂東の血を血で洗う激烈な歴史に、やはり、まったく無関係におらが学生時代から関心ばもってたのが「小栗判官」だ。これは説教説話で聞いたことがあんだども、歴史的には茨城県の協和町あたりの史実が、この説話の発端となってんだべすい。この説話は教訓ものみてな側面と悲劇さとになってすまってんだども、やっぱすい、史実(説教のほうが有名で、歴史はあんます研究されてねらすい)ば紐解くと、天狗党事件が単なる水戸藩の内紛ではねぐて、坂東が過去からの因縁ば引っさげて現代史さ影響与えてんだなあ、とつくづく思う。
ま、読んでねえけどこっだら本があるらすい。
『茨城の郷土史』
http://joyo-net.com/syoseki/IbarakiKyoudosi.html
なんと言っても関東平野だ。筑波山さ登ってみっとわがんのよ。頂上からの眺めは、東西南北平らなだだっぴろい平野、稲作中心の平野だ。このど真ん中さに筑波がある。ここからさらに西へぐーーーーっとんぐと加波山(ここも明治に事件があった)があんだどもおらも上ったことある(筑波から見えてんだ)。
加波山事件 かばさんじけん
http://www.tabiken.com/history/doc/D/D253R100.HTM
なんせ関東平野は広いことがわがるう、んだから権力志向者には垂涎の土地だべ。畢竟争いは絶えねえな。
そっだら歴史の中間的中世において、今の「筑西市」(最近でけたばっかすいの市名だ、まったくなにがなんだかわがんね)近辺は風土記がわがんねぐなっつまったあ。「下館」もこれじゃなあ。だっぺの見本みてなとこだ。友達がおんのよう。
古河市とその周辺の市町村の合併状況 ('05.08.01現在)
http://kss-city.hp.infoseek.co.jp/data3.html
ふんで、「協和町」が小栗判官の地元だ。
今じゃよそのやりくちさもれず説教のほうさに引き寄せて「小栗判官まつり」あーーんてやってるらすいよ。
常陸小栗氏について
http://kakushin-club.com/history/bugyou/oguri5.html
この小栗判官が後世の説教説話とすて、史実から離れたたいそうな悲劇さ変化する。今おまけとすてそっちゃにちょっと目ば通せば、ま、ネットから得られる情報も興味深いっす。
説経をぐり の 世 界
http://www7.plala.or.jp/Palais6avenue/kougiroku35.html
説教小栗判官
http://www001.upp.so-net.ne.jp/wakan/History/Oguri.html
この解説ででてくる賤民の話で、らい病(今はハンセン病と呼ぶ)者への庶民の同情と援助行為はヨーロッパ(キリスト教)でも共通した歴史をもっている、と聞いたことがある。宗教とらいの関係については、ネットで見れるものは
http://homepage2.nifty.com/etoile/hansen/frame.html
で所収されている
第2章 ハンセン病の歴史的背景・予防法の変遷
http://homepage2.nifty.com/etoile/hansen/frame.html
小栗判官と似たような物語は
Wikipedia
ハルトマン・フォン・アウエ「哀れなハインリヒ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%80%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92
ほか、小栗判官の説教について
熊野の説話
http://okukumano.at.infoseek.co.jp/kumano/index.html
郵政民営化反対って強く思ってるだが、あんでかにゃ、メディアはみんな賛成だっつ。
人の首ば切ることがそっだらおもすいことだかや?
やつら、翼賛メディアの正体ば臆面なくさらけ出して、戦前の大日本帝国新聞丸出し。やがて大東亜戦争も原爆も正しかったなんてほざくべすた。