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(回答先: Re: 中村喜四郎と永岡洋治資料⇒根拠と結論の不整合 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 8 月 02 日 15:11:38)
そうなんですよ。中村氏のサイトには郵政に関する具体的な話はないんです。そのためにうまい根拠も、はっきりした結論も引き出せなかったというのが真実です。
私としては永岡氏は選挙が絶対的に恐いために取り合えず賛成票を投じたと感じています。しかしそれでも、選挙があった場合に当選するためには中村氏と違う意見を表明する他ないとみなしています。従って、永岡氏が当選するためにどちらの意見をとるべきかの戦術は中村氏の意見次第だと思ったのですが、発見できなかったのです。マクロ経済分析の話から敷衍推測すると賛成派になるような感じもしますが、サイトが書かれた時期が小泉ブームの時だったとすると、言っていることは当てにはなりません。(いちおう建設族ですが、郵政に関しては不明)
もちろん永岡氏が「当選するためにはどういう意見を表明すべきか」以外に「本来の意見はどちらなのか」にも興味がありました。それは表向きは反対派だったということになっていますがこれは亀井派時代の話。過去に新進党だったらしいことを考えると本来は小さな政府派、賛成だった可能性もあるということを発見しました。
地元の意見との衝突を主眼としてみている考察者K氏の意見については、中村氏のサイトを読んで茨城県民は周囲が思っているほど農村部意識はない、というところが読み取れたので、郵政問題についても地元民は(他の選挙区の議員と同じように)賛成反対が交雑しており、この両面攻めは自民の全議員が経験していることだろうから、理由としては弱いと思ったのは事実ですが(といって理由を永岡氏の個人的鬱に持って行ってはつまりませんし)。まあ、これがODA氏が私が郵政から話をそらしていると見た原因でしょうが。
また、こんな話に確固とした結論もなしに首を突っ込んだ個人的理由としては、昔社民党だったのが新進党(新生かもしれない)に移った人の話を聞いた事がありますので、党の鞍替えには深い興味があったのです。(この人からは直接ではなく、脇から話するのを聞いていただけですが、金丸副総裁の言う「バーのマダム」議員で、小沢さん(この人は私は会ったことなどありません)に誘われたのか新進党なら浅見さんに誘われたのかもしれませんが、『当選のための思想はとりあえず無視した党替えの絶対的必要性』について苦渋をもって語っていたので、永岡さんの党替えについても興味があったのです。反対から賛成への鞍買えも結局は派閥替えのようなもので、過去の党替えの下位レベル同類という感じがしますので、裏切り者呼ばわりされるのは初めてではなさそうで、それを気にして自殺したということも断言しにくい。
まあ、郵政民営化賛成反対問題とか永岡氏が鬱、という直接的な回答だけでは単純でつまらないので、党替えとか裏切り者と呼ばれる心理など、周辺について考察してみたかっただけです。
私個人としては郵政民営化については賛成反対ともいちおう論理が通っていますので、どちらの結論が正しいのかはわかりませんが、今の段階ですと、民営化しても効果はもう織り込み済みであまりなし、しなければ織り込み済みの効果が消えてしまうので当面の経済には影響する程度かな、と思っています。