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中村喜四郎と永岡洋治資料
http://www.asyura2.com/0505/idletalk14/msg/326.html
投稿者 ×× 日時 2005 年 8 月 02 日 14:20:57: QVkkDEqqKcOUw
 

(回答先: Re: 代議士が地元を見捨てるようなすれば、当然地元の支援から見捨てられる。 投稿者 ×× 日時 2005 年 8 月 02 日 03:19:45)

http://www.nakamurakishiro.jp/newpage1.htm
今まさに経済の現状分析は、マクロ政策が八方ふさがりの袋小路に入っていると私は見ている。
 そこで、与党内の一部に再び、財政再建のペースダウンさせ財政出動で需要を創出させないと景気は最悪の事態になるという意見が参議院選挙後、特に出てきている。
 その主張、意見の骨子になっているものは、今日のようなデフレ経済の下で構造改革を急げば需要を縮小させ、税収を落とし、そのうえ財政赤字を膨らませ、改革まで頓挫させてしまうという主張であろうと私は思う。
 しかし、日本の景気対策を国内で議論すれば、そういった意見も出てくるのであるが、又他方、世界の経済は益々グローバル化が進み諸外国が我が国の経済状況を客観的にどう評価しているかを知ることも景気を好転させ、回復を軌道に乗せるためにも重要であると私は判断している。
 そうした視点からみれば今、国債増発止められなければ、つい先日も米国格付け会社ムーディーズ・インベスターズサービスが9月6日付で、日本の国債の格付けを現在の「Aa2」から引き下げる方向で見直すと発表した。
 これは、今後の景気対策のために日本が国債を増発する懸念があると見ていることに他ならないと思う。
 又他方、柳沢金融相がIMFの査察受け入れを認めざるを得ないとの見解も、今日の我が国の構造改革が遅々として進まないことへの現状分析としてみるべきだと私は認識している。
 そうした諸外国からの評価・懸念がある中で、国債増発が止まらなければ益々市場が不安を持ち、国債価格価格が暴落する上に長期金利が高騰し、企業の投資意欲を間違いなく抑える方向で進むと考えるのが常識であると私は思う。
 そうなれば当然、大量の国債を持つ銀行が評価損を出し、金融システム不安が再燃し、結局デフレをひどくすることになる。
 こうして現状は、財政が動きにくいなかで金融政策にはどうしても量的緩和への「過剰な期待」と圧力が続いていると私は認識している。
 期待の根拠は、実体経済に出回るお金を増やせば相対的にモノの価値(物価)が上がる、そしてインフレ期待が広がればそれを見越して消費や投資などの需要がふえるという楽観的というか希望的観測であると私は判断している。
 そのような政策は、今までも繰り返し行ってきているが、量的緩和は効果がはっきりしていないし、その上マネーサプライの伸びは年率2,3パーセントだし、銀行貸し出しは3年連続でマイナスが続くと見通しせざるをえない状況にもある。
 海外で導入された物価上昇率を目標にする政策は、インフレの高進を抑えるねらいからで、デフレ下で導入された例はほとんどないと私は理解している。
 安い輸入品流用など、いろいろな要素で価格低下が進む中で、資金供給量だけで物価を操作・管理することは、今日のように世界のマーケットがグローバル化した中でのマクロ政策には根本的に矛盾すると私は思っている。
 そうした政策を行えば、下手をすると一気に超インフレに転嫁し経済が混乱することになりかねず、「金融政策偏重」のリスクは大きくなるばかりであり、そのことが政治家として今必要な見識でもあると私は考えている。
 結局私は、マクロ政策は、「狭い道」を正確に探るしかないと考えている。
 そのためには、我々政治家も金融の量的緩和の限界をしっかりと認識し、まず不良債権処理を最優先し、銀行の信用機能を回復することで株の下落に歯止めをかけることが諸外国からも構造改革の実行性の評価にもつながっていく道すじであると私は判断している。
 そして当面、補正予算を組む際に、産業の空洞化に歯止めをかけることのできる産業構造の高度化や雇用のセーフティーネットの拡充と競争力を確保する労働政策のために重点的に予算を組むべきである。
 さらに、政策の一貫性を貫く中期ビジョン、長期ビジョンンを明確にして、来年度予算では歳出の中身を大胆に変え社会保障にも将来展望を示していかなければならない。

=小泉ブームのころに書かれたものなのか、主張はどうとも取れるようなものです。「市街地再建」を訴えていることが多いことからすると、茨城7区の選挙民の自己像は田舎ではなく市街地民ということが伺えます。

http://www.jimin.jp/jimin/giindata/nagaoka-yo.html
(閉鎖中)
=永岡氏は元新生党なので、本来は郵政民営化賛成タイプの政治家と考えられます。(今の民主党は違っていますが)
中村氏(本来は経世会)の不在時に自民党に鞍替えしたのですが、郵政民営化反対の亀井派に所属してしまったために矛盾が生じたということのようです。以前に党を鞍替えしているくらいですから、反対派から賛成派への投票の鞍替え程度に悩む方のようには見えません。

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