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(回答先: Re: 僭越ながら 投稿者 縄文ビト 日時 2005 年 7 月 25 日 17:03:54)
縄文ビトさん、こんにちは。
Carry That Weightさんには割り込みレスになり、お詫びいたします。
さて、以下の文章点検は縄文ビトさんの言説の根幹にも関わるものと思量されますので、是非ともご賢察のほどをお願い申し上げます。
>ただ、どうしても一つだけ伝えておきたいのは宗教が人間を支配する道具にされることには断固反対という立場から宗教性を感じた文章には反応してしまう。これは別に宗教を否定するのではなく、人間支配の道具にされたくないという気持ちからです。この面だけは自分でも闘う気持ちが出てしまいます。
「宗教が人間を支配する道具にされることには断固反対という立場」(@)を文脈の通りに受け取れば、人間という俗なるものを支配するための道具に成り下ることによって『宗教の聖性』が貶められるが故に、それに断固反対すると解釈できますし、その場合には『宗教の聖性』について語られなければならぬでしょう。
しかしながら、後段で「これは別に宗教を否定するのではなく、人間支配の道具にされたくないという気持ちからです。」と受けられていますように、宗教を特定するわけでもなく、必ずしも『宗教の聖性』にも拘っていない様子で、『人間支配の道具にされたくない』と結ばれていますが、何が仮主語になるのかも不明です。論旨云々をしばし脇においても、例えば「これは別に宗教を否定するのではなく、宗教を人間の支配の道具にするような状態を受け入れたくはない気持ちからです。」(A)となるのではないでしょうか。
そして、もし(A)のような文意であるのならば、(@)を「宗教が人間を支配することには断固反対という立場」(@)´に修整すると、(A)は(@)´を説明したものとして整合性を有します。
以上を踏まえられた上で、今後は「何故宗教による人間支配に反対するのか」を詳らかにし展開されますよう希望いたします。
また、会いましょう。